特許
J-GLOBAL ID:200903095860779001
難燃性を有する熱可塑性樹脂組成物
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297145
公開番号(公開出願番号):特開平8-073726
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】 難燃性を有するし、耐候性及び熱安定性が良好であり、ジューシング現象も発しなくて、耐熱性も向上された熱可塑性樹脂組成物を提供することである。【構成】 本発明の難燃性を有する熱可塑性樹脂組成物は、ポリカーボネート樹脂60〜98重量%、g-ABS樹脂2〜40重量%、及びSAN共重合体樹脂0〜20重量%から成る樹脂混合物100重量部に対して、2〜20重量部の芳香族化合物の2リン酸塩、2〜7重量部のリン化合物、及び0.1〜2.0重量部のフッ素系樹脂が含有されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
(A)(a) 主鎖に芳香族基を含有するポリカーボネート樹脂60〜98重量%;(b) ガラス転移温度が10°C以上であるゴム10〜65重量%、スチレン、α-置換スチレン及び核置換スチレンにより成る群から選択された一種以上の化合物30〜70重量%、及びメタクリル酸メチル、N-置換マレイミド及びアクリロニトリルにより成る群から選択された一種以上の化合物15〜30重量%をグラフトさせた共重合体としてグラフト率が50%以上であるg-ABS樹脂2〜40重量%;及び(c) スチレン、α-置換スチレン及び核置換スチレンにより成る群から選択された一種以上の化合物50〜80重量%とメタクリル酸メチル、N-置換マレイミド及びアクリロニトリルにより成る群から選択された一種以上の化合物50〜20重量%とを共重合させたSAN共重合体樹脂20重量%以下;から成る100重量部の基礎樹脂と、(B)2〜20重量部の芳香族化合物の2リン酸塩と、(C)2〜7重量部のリン化合物と、(D)0.1〜2.0重量部のフッ素系樹脂と、から構成されることを特徴とする難燃性を有する熱可塑性樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 69/00 LPP
, C08K 5/521 KKM
, C08L 69/00
, C08L 55:02
, C08L 25:02
, C08L 27:12
引用特許:
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