特許
J-GLOBAL ID:200903095882844737

研削装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171387
公開番号(公開出願番号):特開平8-039426
出願日: 1994年07月22日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 荒研削後に後退を行う研削装置において、後退時間の調整による研削サイクルタイムの増大や、被研削面の精度及び真円度の低下を防止する。【構成】 制御手段130は、被研削面Waの外径が所定の荒研削完了径になるまで砥石車19により荒研削し、砥石台13を所定の後退位置まで後退させ、次いで前進させて砥石車により被研削面を仕上げ研削し、仕上目標径に達すれば研削を終了する。工作物減少径予測手段150は、第1演算手段140により演算された砥石車の切れ味の変化を示す因子、及び予め与えられた後退状態を示す因子に基づくファジー推論により、後退の間の被研削面の径の減少量を予測演算する。第2演算手段160はこの減少量と仕上目標径と仕上げ研削の取り代に基づき前記荒研削完了径を演算する。第3演算手段170がこの減少量と後退開始時の砥石台の位置に基づき前記後退位置を演算するようにしてもよい。
請求項(抜粋):
モータにより回転駆動される砥石車を有する砥石台と、前記砥石車とこれにより研削される工作物が互いに接近離間する方向に前記砥石台と工作物を相対移動させる駆動手段と、前記砥石台の位置を検出する位置検出手段と、研削中に工作物の被研削面の外径を計測する計測手段を備え、荒研削に引き続き仕上げ研削を行って前記被研削面を仕上目標径とする研削装置において、前記駆動手段を作動させ前記計測手段により計測される被研削面の径が所定の荒研削完了径になるまで前記砥石台を所定の荒研削速度で前進させて前記砥石車により前記被研削面を荒研削し、次いで前記砥石台を所定の後退位置となるまで後退させ、次いで前記計測手段により計測される被研削面の径が前記仕上目標径に達するまで前記砥石台を所定の仕上げ研削速度で前進させて前記砥石車により前記被研削面を仕上げ研削する制御手段を備え、更に前記砥石車の切れ味を示す因子を演算する第1演算手段と、この第1演算手段により演算された因子を入力情報としてファジー推論により前記荒研削に続く前記砥石台の後退の間における前記砥石車の研削による前記被研削面の径の減少量を予測演算する工作物減少径予測手段と、この工作物減少径予測手段により予測演算された減少量に基づき前記荒研削完了径を演算する第2演算手段を備えたことを特徴とする研削装置。
IPC (4件):
B24B 49/04 ,  B24B 47/20 ,  B24B 49/10 ,  G05B 19/4155
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 数値制御研削盤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-283905   出願人:豊田工機株式会社
  • 特開昭61-136765

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