特許
J-GLOBAL ID:200903095929089002

カップ型波動歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-156240
公開番号(公開出願番号):特開2001-336588
出願日: 2000年05月26日
公開日(公表日): 2001年12月07日
要約:
【要約】【課題】 カップ型波動歯車装置において、その可撓性外歯歯車と出力部材を大きな締結トルクで簡単に結合できるようにすること。【解決手段】 カップ型波動歯車装置1のカップ状可撓性外歯歯車4のボス43には、その外周面に雄ねじ43bが形成されている。出力軸6の端面には円形凹部が形成されており、この円形凹部の内周面に形成した雌ねじ61に、ボス43の雄ねじ43bがねじ込み固定される。ボス43には市販のレンチを差し込み可能な正六角形断面の中心貫通孔43aが形成されている。よって、この中心貫通孔43aを利用して、市販のレンチを用いて大きな締結トルクで、ボス43を出力軸6の側に締結できる。
請求項(抜粋):
環状の剛性内歯歯車と、この内側に配置されたカップ形状の可撓性外歯歯車と、この内側に嵌めた波動発生器とを有し、この波動発生器は、前記可撓性外歯歯車を非円形に撓めて前記剛性内歯歯車に部分的に噛み合わせ、当該噛み合い位置を円周方向に移動させることにより、両歯車の間に相対回転を発生させるカップ型波動歯車装置において、出力部材と、この出力部材を前記可撓性外歯歯車に同軸状態に締結している締結手段とを有しており、前記可撓性外歯歯車は、外歯が形成された円筒状の胴部と、この胴部の一端から半径方向の内側に延びている環状のダイヤフラム板と、このダイヤフラム板の内周縁に連続していると共に当該ダイヤフラム板から装置軸線方向に突出しているボスとを備えており、前記締結手段は、少なくとも、前記円筒状のボスと前記出力部材の間に形成したねじ締結手段を含み、このねじ締結手段は前記ボスの外周面に形成した雄ねじと前記出力部材の内周面に形成した雌ねじから構成されており、前記ボスは装置軸線方向に延びる中心貫通孔を備え、この中心貫通孔は多角形断面とされていることを特徴とするカップ型波動歯車装置。
Fターム (9件):
3J027FA37 ,  3J027GA01 ,  3J027GB03 ,  3J027GC07 ,  3J027GC22 ,  3J027GD03 ,  3J027GD08 ,  3J027GD12 ,  3J027GE18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • カップ型波動歯車装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-171968   出願人:株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ
  • 特開昭64-052991
  • 差動機組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-205243   出願人:ロールス-ロイスモーターカーズリミテッド

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