特許
J-GLOBAL ID:200903095931495441
統計的信頼区間の決定を含む多成分分析方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-500592
公開番号(公開出願番号):特表2000-503774
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】スペクトル的に分解可能な複数の分子種を含む混合物のスペクトル応答から得られる信号の多成分分析を行う、処理装置における信号処理方法が提供される。この方法は、各種に対する濃度推定および統計的信頼性区間の決定の両方を提供する。この方法では、多チャネル検出器からデータベクトルdが受け取られ、データベクトルdは長さncを有し、ncはモニタされる検出器チャネルの数である。nc行およびnp列を有する較正行列Kが提供され、ここでncはnpより大きく、npはスペクトル的に分解可能な分子種の数である。次に、長さnpを有する濃度推定値ベクトルcが決定される。最後に、該濃度推定値ベクトルの該要素のそれぞれに対する信頼区間Ciiが、式CIi=Ci±(varcovar(cii)1/2Q(cl,nf)?に従って決定される。ここで、Qは、所与の信頼水準clおよび所与の数の自由度nfに対する統計分布の臨界値であり、ここでnf=nc-npである。本発明はさらに、本方法を実現するプログラム格納装置、本方法を用いるDNA配列決定プロセス、および本方法を実行する装置を含む。
請求項(抜粋):
スペクトル的に分解可能な複数の分子種を含む混合物のスペクトル応答から得られる信号の多成分分析を行う、処理装置での信号処理方法であって、各種に対する濃度推定および統計的信頼区間の決定を含む方法であって、 多チャネル検出器からデータベクトルdを受け取るステップであって、データベクトルdは長さncを有し、ncはモニタされる検出器チャネルの数であり、各ベクトル要素diの大きさは特定のチャネルiでの信号強度を表す、ステップと、 nc行およびnp列を有する較正行列Kを提供するステップであって、ncはnpより大きく、npはスペクトル的に分解可能な分子種の数であり、各行列要素Kijの大きさは、特定の種jに対する特定のチャネルiでの較正値を表す、ステップと、 長さnpを有する濃度推定値ベクトルcを決定するステップであって、各ベクトル要素ciの大きさは特定の種iの濃度推定値を表す、ステップと、 該濃度推定値ベクトルの該要素のそれぞれに対する信頼区間Ciiを式 CIi=Ci±(varcovar(cii))1/2Q(cl,nf)に従って決定するステップであって、ここでQは、所与の信頼水準clおよび所与の数の自由度nfに対する統計分布の臨界値であり、ここでnf=nc-npである、ステップと、 を包含する方法。
IPC (9件):
G01N 21/64
, C12N 15/09
, C12Q 1/68
, G01N 27/416
, G01N 27/42 311
, G01N 27/447
, G01N 30/74
, G01N 30/86
, G01N 33/50
FI (10件):
G01N 21/64 F
, C12Q 1/68 Z
, G01N 27/42 311
, G01N 30/74 E
, G01N 30/86 B
, G01N 33/50 P
, G01N 27/46 U
, G01N 27/26 325 A
, G01N 27/26 325 D
, C12N 15/00 A
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