特許
J-GLOBAL ID:200903095965358664
耐熱合金の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
富田 和夫
, 鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-039108
公開番号(公開出願番号):特開2006-224223
出願日: 2005年02月16日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 耐熱合金の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、超硬基体の表面に、(a)いずれも(Cr,Al,B)Nからなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、(b)上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ-タ-)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、上記薄層A及びBは、特定な組成式を満足する(Cr,Al,B)N層、からなり、(c)上記下部層は、単一相構造を有し、組成式:[Cr1-(X+Y)AlXBY]N(ただし、原子比で、Xは0.50〜0.70、Yは0.005〜0.05を示す)を満足する(Cr,Al,B)N層、からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成された超硬基体の表面に、
(a)いずれもCrとAlとB(ボロン)の複合窒化物からなる上部層と下部層で構成し、前記上部層は0.5〜1.5μm、前記下部層は2〜6μmの平均層厚をそれぞれ有し、
(b)上記上部層は、いずれも一層平均層厚がそれぞれ5〜20nm(ナノメ-タ-)の薄層Aと薄層Bの交互積層構造を有し、
上記薄層Aは、
組成式:[Cr1-(E+F)AlEBF]N(ただし、原子比で、Eは0.01〜0.06、Fは0.20〜0.35を示す)を満足するCrとAlとBの複合窒化物層、
上記薄層Bは、
組成式:[Cr1-(M+N)AlMBN]N(ただし、原子比で、Mは0.25〜0.40、Nは0.05〜0.15を示す)を満足するCrとAlとBの複合窒化物層、からなり、
(c)上記下部層は、単一相構造を有し、
組成式:[Cr1-(X+Y)AlXBY]N(ただし、原子比で、Xは0.50〜0.70、Yは0.005〜0.05を示す)を満足するCrとAlとBの複合窒化物層、
からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる、耐熱合金の高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14
, B23B 51/00
, B23C 5/16
, C23C 14/06
FI (4件):
B23B27/14 A
, B23B51/00 J
, B23C5/16
, C23C14/06 A
Fターム (17件):
3C037CC02
, 3C046FF03
, 3C046FF05
, 3C046FF13
, 3C046FF16
, 3C046FF25
, 4K029AA04
, 4K029AA29
, 4K029BA58
, 4K029BB02
, 4K029BC02
, 4K029BD05
, 4K029CA04
, 4K029CA13
, 4K029DD06
, 4K029FA04
, 4K029JA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (3件)
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耐摩耗皮膜被覆工具
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-140907
出願人:日立ツール株式会社
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硬質皮膜及び硬質皮膜被覆工具
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-007104
出願人:日立ツール株式会社
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耐摩耗性被覆部材
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-149999
出願人:株式会社タンガロイ
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