特許
J-GLOBAL ID:200903095984837310

靱性に優れた厚鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-056765
公開番号(公開出願番号):特開平8-225837
出願日: 1995年02月22日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 靱性の優れた厚鋼板の製造方法を提供する。【構成】 900°C以上1200°C未満に加熱した鋼片から圧延する工程において、所定の条件にて圧延機内で制御冷却を実施するに際し、仕上圧延機前後面の圧延機トップガイド内に噴射方向を反圧延機側とし、ノズル噴射孔直前に開閉弁内蔵型高圧水噴射ノズルとそのヘッダーを配設し、該トップガイドの入側に噴射方向を圧延機側とし前記ノズルと同様の水噴射ノズルとそのヘッダーを配設し、これらの水噴射ノズルヘッダーの上部給水系に圧力制御手段を設け、圧延機に最も近いヘッダーのみを使用して複数回冷却し、仕上圧延終了温度が700〜850°Cの範囲となるように仕上圧延を終了すること。
請求項(抜粋):
900°C以上1200°C未満に加熱した鋼片から圧延する工程において、熱間粗圧延を850°C以上で終了した仕上圧延前の板厚40mm以上の鋼材に対して、仕上圧延開始前に仕上圧延機内で制御冷却を実施するに際し、仕上圧延機前後面の圧延機トップガイド内に噴射方向を反圧延機側とし、ノズル噴射孔直前に開閉弁内蔵型高圧水噴射ノズルとそのヘッダーを配設し、該トップガイドの入側に噴射方向を圧延機側とし、前記ノズルと同様の水噴射ノズルとそのヘッダーを配設し、これらの水噴射ノズルヘッダーの上部給水系に圧力制御手段を設け、圧力5kg/cm2 以上で複数ヘッダーを使用し、かつデスケーリング時には圧力150kg/cm2 以上で圧延機に最も近いヘッダーのみを使用して複数回冷却し、仕上圧延終了温度が700〜850°Cの範囲となるように仕上圧延を終了することを特徴とする靱性の優れた厚鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  B21B 3/00 ,  B21B 45/08
FI (3件):
C21D 8/02 B ,  B21B 3/00 A ,  B21B 45/08 F
引用特許:
審査官引用 (2件)

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