特許
J-GLOBAL ID:200903096029732143

電気機器用ブッシング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-347511
公開番号(公開出願番号):特開2003-151388
出願日: 2001年11月13日
公開日(公表日): 2003年05月23日
要約:
【要約】【課題】ブッシングを電気機器のケースに締結した際に生じる残留荷重によりブッシングが割れるのを防いで、ブッシングの信頼性を向上させること。【解決手段】外側ブッシング半部13をパッキン17を介して電気機器のケース11に当接させ、内側ブッシング半部14の頸部14aをケースに設けた取付孔11aを通して、外側ブッシング半部13の凹部13c内に挿入する。ブッシング導体15の中心導体15aの先端部外周の雄ネジ部15cにナット16を螺合させ、ナット16を締め付けることによりブッシング半部13及び14をケース11に締結する。パッキン17を規定のひずみ量だけ歪ませた状態で、頸部14aの先端が凹部13cの底面に当接した状態になるように各部の寸法を設定しておく。
請求項(抜粋):
軸線方向の一端側に設けられた端部壁と該端部壁の外周部から軸線方向の他端側に突出した周壁部とを一体に有して、該周壁部の内側に軸線方向の他端側に開口した凹部が形成された外側ブッシング半部と、先端を前記外側ブッシング半部の端部壁に向けた状態で前記外側ブッシング半部の凹部内に挿入される頸部と該頸部の後端部側に一体に形成された頭部とを有する内側ブッシング半部と、前記外側ブッシング半部の端部壁の軸心部と前記頸部が前記凹部に挿入された前記内側ブッシング半部の軸心部とを貫通して伸びるように設けられて先端部が前記内側ブッシング半部の後端部から外方に導出されるように長さが設定された中心導体と該中心導体の他端側に固定されて前記外側ブッシング半部の一端の外側に配置された端子部とを有して前記中心導体の先端部に雄ネジ部が形成されたブッシング導体とを備え、前記外側ブッシング半部の他端が電気機器のケースの板状部に形成された取付け孔の周辺部の外面にパッキンを介して突き当てられるとともに、前記内側ブッシング半部の頸部が前記ケースの内側から前記取付け孔を通して前記外側ブッシング半部の凹部内に挿入されて、前記内側ブッシング半部の後端部から導出された前記中心導体の先端部の雄ネジ部に螺合されたナットにより前記外側ブッシング半部と内側ブッシング半部とが前記電気機器のケースに締結される電気機器用ブッシングにおいて、前記外側ブッシング半部及び内側ブッシング半部は絶縁樹脂からなっていて、前記外側ブッシング半部の端部壁の前記凹部に臨む面と前記内側ブッシング半部の頸部の先端の端面とが面接触し得るように形成され、前記ナットを締め付けて前記パッキンを規定の歪み量だけ歪ませたときに前記内側ブッシング半部の頸部の先端の端面が前記外側ブッシング半部の端部壁に面接触した状態になるように、前記外側ブッシング半部の中空部の軸線方向寸法と、前記内側ブッシング半部の頸部の高さとが設定されている電気機器用ブッシング。
IPC (3件):
H01B 17/26 ,  H02B 1/20 ,  H02B 13/02
FI (3件):
H01B 17/26 A ,  H02B 1/20 C ,  H02B 13/04 L
Fターム (9件):
5G016AA01 ,  5G016DA12 ,  5G017BB10 ,  5G331AA08 ,  5G331BB07 ,  5G331BC18 ,  5G331CA04 ,  5G331FA03 ,  5G331FA06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ブッシング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-040431   出願人:松下電器産業株式会社

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