特許
J-GLOBAL ID:200903096059832304

工作機械用異常検出装置及び異常検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 萼 経夫 ,  宮崎 嘉夫 ,  小野塚 薫 ,  ▲高▼ 昌宏 ,  中村 壽夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-287460
公開番号(公開出願番号):特開2006-099632
出願日: 2004年09月30日
公開日(公表日): 2006年04月13日
要約:
【課題】 装置全体としての異常検出を精度高く行うことができる工作機械用異常検出装置を提供する。【解決手段】 第1〜第4モータ3A〜3Dへの供給電力から得られるモータ対応移動平均値HVc(第1〜第4モータ対応移動平均値HV1〜HV4)及びモータ対応移動標準偏差SVc(第1〜第4モータ対応移動標準偏差値SV1〜SV4)に加えて、第1〜第4モータ3A〜3Dへの供給電力の差分値から得られるモータ相互間移動平均値HVab及びモータ相互間移動標準偏差値SVabを用いて装置全体の異常検出を行う。モータ対応移動平均値HVc及びモータ対応移動標準偏差SVcでは、その検出範囲が各モータに対応する負荷に制約されてしまうが、モータ相互間移動平均値HVab及びモータ相互間移動標準偏差値SVabを用いることにより、各モータの負荷相互間の影響を把握することができ、その分、検出精度の向上及び検出範囲の拡大を図ることができる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
工具のワークに対する作動及び前記工具及び前記ワークの移動を行う複数個のモータを有する工作機械用の異常検出装置であって、 前記複数個のモータの各電力値であるモータ対応電力値について所定数個、時系列的に順次サンプリングしてモータ対応移動平均値とモータ対応移動標準偏差を求めると共に、前記複数個のモータ相互間の電力値の差分値であるモータ相互間電力値について所定数個、時系列的に順次サンプリングしてモータ相互間移動平均値とモータ相互間移動標準偏差を求める移動平均値・移動標準偏差算出手段と、 前記モータ対応移動平均値とモータ対応移動標準偏差及びモータ相互間移動平均値とモータ相互間移動標準偏差を、予め設定された前記複数個のモータ毎のモータ対応許容移動平均値とモータ対応許容移動標準偏差、前記相互のモータに対応するモータ相互間許容移動平均値とモータ相互間許容移動標準偏差とそれぞれ比較し、その比較結果に基づいて装置状態の判定を行う判定手段と、 を備えたことを特徴する工作機械用異常検出装置。
IPC (2件):
G05B 19/18 ,  B23Q 17/00
FI (2件):
G05B19/18 X ,  B23Q17/00 Z
Fターム (9件):
3C029EE01 ,  5H269AB01 ,  5H269BB12 ,  5H269MM06 ,  5H269MM07 ,  5H269NN07 ,  5H269PP02 ,  5H269QD02 ,  5H269QD03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 工具異常検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-302970   出願人:ブラザー工業株式会社

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