特許
J-GLOBAL ID:200903096071845381

光ディスク及び光データ記憶システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-122530
公開番号(公開出願番号):特開平10-116441
出願日: 1997年05月13日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】複数の記録層を有する光媒体を使用する光データ記憶システムを提供する。【解決手段】基板は、2つの空間的に分離44された複数層記録スタック90、92を支持し、可逆または再書込可能の相変化材料の活動状態の記録層53、64が含まれる。レーザ光が入射する49基板の最も近くに置かれる記録スタック90には、逆書込タイプの可逆相変化材料、すなわち、アモルファス開始相を有し、データ領域を結晶相に変換するレーザ加熱によって記録される相変化材料が含まれる。この第1記録層53には、誘電体層51、55が接触しており、この誘電体層は、隣接する記録層に対して高い屈折率を有し、光学干渉薄膜として働いて、記録スタック内に強めあう光学干渉効果をもたらす。この光学干渉薄膜は、非吸収性でもあり、レーザ光は記録スタック92内の記録層に焦点を合わせることができる。
請求項(抜粋):
所定の波長のレーザ光を生成するためのレーザ光源と、(a)レーザ光が入射する媒体外面を形成する第1表面を有し、光に対して透過性の第1部材と、(b)アモルファス開始相を有し、部材によって媒体外面から離隔される、可逆相変化材料の第1記録層と、(c)第1記録層と接触し、光に対して透過性であり、第1記録層の屈折率と大きく異なる屈折率を有し、光の強めあう干渉をもたらすのに十分な厚さを有し、第1記録層と接触して光透過性である、光学干渉薄膜と、(d)第1記録層から離隔された可逆相変化材料の第2記録層とを含む光学媒体と、レーザ光源と部材の前記第1表面との間に配置された、レーザ光をスポットに集光するためのレンズと、集光スポットを一方の記録層から他方の記録層に移動できるようにし、これによって、第2記録層の材料の相を変化させるためにスポットが第2記録層に集光される時に、レーザ光が第1記録層及びこれに接触する光学干渉薄膜を通過するようにする、レンズを媒体に対して相対的に移動させるためにレンズに接続された手段とを含む、光データ記憶システム。
IPC (4件):
G11B 7/24 522 ,  G11B 7/24 ,  G11B 7/24 535 ,  G11B 7/09
FI (4件):
G11B 7/24 522 H ,  G11B 7/24 522 P ,  G11B 7/24 535 C ,  G11B 7/09 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
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