特許
J-GLOBAL ID:200903096083874069

難燃性芳香族ポリカーボネート樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-249439
公開番号(公開出願番号):特開2002-060612
出願日: 2000年08月21日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、離型性に優れ、且つ薄肉部での難燃性にも優れた難燃性芳香族ポリカーボネート樹脂組成物を提供する。【解決手段】 下記a成分、b成分、c成分およびd成分の合計100重量%中、芳香族ポリカーボネート樹脂94〜99.979重量%(a成分)、有機アルカリ金属塩および有機アルカリ土類金属塩より選ばれる少なくとも一種以上の化合物(b成分)0.001〜1重量%、フィブリル形成能を有する含フッ素ポリマー(c成分)0.01〜2重量%、25°Cにおける粘度が150mm2/sec以下のSi-H結合を含有する特定のシリコーン化合物(d成分)0.01〜3重量%を含んでなる難燃性芳香族ポリカーボネート樹脂組成物。
請求項(抜粋):
下記a成分、b成分、c成分およびd成分の合計100重量%中、芳香族ポリカーボネート樹脂94〜99.979重量%(a成分)、有機アルカリ金属塩および有機アルカリ土類金属塩より選ばれる少なくとも一種以上の化合物(b成分)0.001〜1重量%、フィブリル形成能を有する含フッ素ポリマー(c成分)0.01〜2重量%、下記一般式(1)および(2)で示される25°Cにおける粘度が150mm2/sec以下のシリコーン化合物(d成分)0.01〜3重量%を含んでなる難燃性芳香族ポリカーボネート樹脂組成物。【化1】【化2】(式(1)および式(2)中、Z1〜Z6はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜20の一価の有機残基、または下記一般式(3)で示される化合物を示す。α1〜α6はそれぞれ独立に0また1を表わす。またR1〜R4はそれぞれ独立に炭素数1〜20の一価の有機残基を示す。m1は0以上の整数を表わし、m2は3以上の整数を表わす。更に式(1)および式(2)の化合物はそれぞれ少なくとも1つ以上のSi-H結合を有し、更に式(1)中においてm1が2以上の場合の繰返し単位はそれぞれ互いに異なる複数の繰返し単位を取ることができる。また式(2)中の繰返し単位はそれぞれ互いに異なる複数の繰返し単位を取ることができる。)【化3】(式(3)中、Z7〜Z9はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜20の一価の有機残基を示す。α7〜α9はそれぞれ独立に0または1を表わす。またR5およびR6はそれぞれ独立に炭素数1〜20の一価の有機残基を示す。m3は0以上の整数を表わす。更に式(3)中においてm3が2以上の場合の繰返し単位はそれぞれ互いに異なる複数の繰返し単位を取ることができる。)
IPC (5件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/00 ,  C08K 5/5415 ,  C08L 27:12 ,  C08L 83:04
FI (5件):
C08L 69/00 ,  C08K 5/00 ,  C08K 5/5415 ,  C08L 27:12 ,  C08L 83:04
Fターム (6件):
4J002BD152 ,  4J002BD162 ,  4J002CG001 ,  4J002CP033 ,  4J002EV256 ,  4J002EX037
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る