特許
J-GLOBAL ID:200903096175101724

ブラシレスモータの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159127
公開番号(公開出願番号):特開平9-322587
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【目 的】 本発明は、ブラシレスモータの振動、騒音の低減を図るため、モータコイル通電の相切り替え時の滑らかなスイッチングの実現を目的とする。【構 成】 本発明は、DC-DCコンバータにより供給されるモータ電圧をモータの通電周期に同期させて正弦波状のリップルを重畳させて、モータコイルの相切り替え時のスイッチングノイズを低減する。そのためにモータ内蔵の磁極位置センサ群の正弦波状出力を全波合成しPWM変換するが、合成されたセンサ出力の周波数成分については位相がずれないように、且つPWMキャリア周波数については十分にフィルタ効果がとれるようなチョークコイル、コンデンサ、の定数とPWMキャリア周波数の設定を行う。
請求項(抜粋):
多相巻線を巻装した固定子と、該固定子と対向して回転自在に支持されるマグネツトロータと、該マグネットロータの位置を検出する位置検出素子と、該位置検出の出力信号により前記多相巻線に順次通電する通電角120度の通電制御回路より成り、該通電制御回路の電源受給部と電源の間に挿入されたDC-DCコンバータに加えた速度指令電圧によりモータ供給電圧を可変してモータ速度を変化させる構成のブラシレスモータの駆動装置において、前記マグネットロータの位置検出信号を全波整流して合成する回路と、該合成回路の出力と前記速度指令電圧とを加算する回路とを備え、かつ前記DC-DCコンバータを構成する、直列チョークコイルと並列コンデンサとにより成る低域フィルタを持つ出力平滑回路の定数が、前記通電制御回路がバイポーラ通電の構成の場合、モータの相数をn、マグネツトロータの磁極数をP、モータ最高回転数をN(rpm)、直列チョークコイルのインダクタンスをL(H)、並列コンデンサの静電容量をC(F)、スイッチング周波数をfc(Hz)としたとき、5(2nPN/120)〈(1/2π√LC)で、且つ 5(1/2π√LC)〈 fcという関係を満たしていること、を特徴とするブラシレスモータの駆動装置。
IPC (2件):
H02P 6/08 ,  H02P 6/10
FI (2件):
H02P 6/02 371 J ,  H02P 6/02 371 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

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