特許
J-GLOBAL ID:200903096219717051

自動定速走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250648
公開番号(公開出願番号):特開平11-078601
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 定加速制御中におけるタップダウン操作によってもタップダウン処理を実行する制御方式の自動定速走行装置において、タップダウンによる新たな目標車速への車速の速やかな収束を可能にする。【解決手段】 定加速制御中のタップダウン指令信号に応じて、信号発生時の車速信号からタップダウン車速に相当する信号値を減算して得られた信号値を新たな目標車速として車速記憶手段6aに記憶させると共に、タップダウンイニシャライズ算出手段6dにより算出されたタップダウンイニシャライズ出力にアクセルオフ算出手段6cにより算出されたアクセルオフ出力を加算した出力によりアクチュエータ4を減速方向に駆動する。
請求項(抜粋):
自動車の現車速に比例した車速信号を発生する車速センサと、操作に応じてクルーズ指令信号,タップダウン指令信号およびアクセラレート指令信号を選択的に発生するスイッチ手段と、前記車速センサとスイッチ手段に接続され、スイッチ手段からのクルーズ指令信号に応じて前記車速センサが発生する車速信号を目標車速として記憶する車速記憶手段と、車速センサが発生する車速信号を前記車速記憶手段に記憶された記憶車速信号とを比較し、現車速が目標車速に対してあらかじめ定められた車速差の範囲内のときには定速制御によるアクチュエータ駆動信号を発生し、現車速が目標車速に対してあらかじめ定められた上記車速差を超えて低いときには定加速制御によるアクチュエータ駆動信号を発生する演算手段を有する制御手段と、前記制御手段からのアクチュエータ駆動信号により車両のスロットルバルブを開閉駆動するアクチュエータを備えた自動定速走行装置であって、前記制御手段は、さらに前記スイッチ手段からのアクセラレート指令信号に応じて、アクセラレート指令信号消滅時の車速信号に基づいてアクセルオフ出力を算出するアクセルオフ算出手段と、前記スイッチ手段からのタップダウン指令信号に応じて、信号発生時の車速信号に基づいてタップダウンイニシャライズ出力を算出するタップダウンイニシャライズ算出手段と、前記スイッチ手段からアクセラレート指令信号が発生すると、定加速制御によるアクチュエータ駆動信号を発生してアクチュエータを加速方向に駆動し、アクセラレート指令信号が消滅すると、消滅時の車速信号を新たな目標車速として前記車速記憶手段に記憶させると共に、前記アクセルオフ算出手段により算出されたアクセルオフ出力によりアクチュエータを減速方向に駆動するアクセラレート制御手段と、定速制御中に前記スイッチ手段からタップダウン指令信号が発生すると、発生時の車速信号からあらかじめ定められたタップダウン車速に相当する信号値を減算して得られた信号値を新たな目標車速として前記車速記憶手段に記憶させると共に、前記タップダウンイニシャライズ算出手段により算出されたタップダウンイニシャライズ出力によりアクチュエータを減速方向に駆動し、定加速制御中に前記スイッチ手段からタップダウン指令信号が発生すると、発生時の車速信号からあらかじめ定められたタップダウン車速に相当する信号値を減算して得られた信号値を新たな目標車速として前記車速記憶手段に記憶させると共に、タップダウン指令信号発生時の車速信号に基づいて前記タップダウンイニシャライズ算出手段およびアクセルオフ算出手段により算出されたタップダウンイニシャライズ出力およびアクセルオフ出力を加算した出力によりアクチュエータを減速方向に駆動するタップダウン制御手段を備えていることを特徴とする自動定速走行装置。
IPC (3件):
B60K 31/00 ,  F02D 29/02 301 ,  F02D 41/14 320
FI (3件):
B60K 31/00 Z ,  F02D 29/02 301 C ,  F02D 41/14 320 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 自動定速走行装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-173325   出願人:自動車電機工業株式会社
  • 定速走行装置の制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-047996   出願人:本田技研工業株式会社, 株式会社ミツバ

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