特許
J-GLOBAL ID:200903096264958523

オーディオ信号符号化装置およびオーディオ信号符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石井 和郎 ,  齋藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-162194
公開番号(公開出願番号):特開2007-333785
出願日: 2006年06月12日
公開日(公表日): 2007年12月27日
要約:
【課題】被帯域制限信号からコア符号化信号を生成するとともに、廃棄帯域信号の包絡線情報を生成して前記コア符号化信号に多重化するオーディオ信号符号化装置において、コア符号化処理にかかる処理量を軽減して、消費電力を低減する。【解決手段】包絡線情報算出手段400は、分析フィルタ300により生成されたサブバンド信号から、廃棄される予定の周波数帯域の包絡線情報を算出する。一方、コア符号化手段200のブロック長判定手段260は、包絡線情報算出手段400により算出される被帯域制限信号エネルギーを用いて、時間/周波数変換手段240で被帯域制限信号をスペクトルデータに変換する際のサンプルブロック長を決定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力オーディオ信号から特定の周波数帯域を廃棄した信号を被帯域制限信号とし、前記特定の周波数帯域の信号を廃棄帯域信号とするとき、前記被帯域制限信号からコア符号化信号を生成するとともに、前記廃棄帯域信号の包絡線情報を生成して前記コア符号化信号に多重化するオーディオ信号符号化装置であって、 前記入力オーディオ信号から周波数領域のサブバンド信号を生成する分析フィルタと、 前記分析フィルタで生成されたサブバンド信号のうち、前記被帯域制限信号の周波数領域のサブバンド信号から被帯域制限信号エネルギーを生成し、前記廃棄帯域信号の周波数領域のサブバンド信号から廃棄帯域信号エネルギーを生成し、更に前記被帯域制限信号エネルギーおよび前記廃棄帯域信号エネルギーから前記廃棄帯域信号の包絡線情報を算出する包絡線情報算出手段と、 前記包絡線情報算出手段で生成された被帯域制限信号エネルギーに基づいて、前記被帯域制限信号を周波数領域のスペクトルデータに変換する際のサンプルブロック長を決定するブロック長判定手段と、 前記ブロック長判定手段で決定されたサンプルブロック長に従って前記被帯域制限信号をスペクトルデータに変換する時間/周波数変換手段と、 前記時間/周波数変換手段で変換されたスペクトルデータを適応的に量子化および符号化してコア符号化信号を生成する量子化及び符号化手段と、 前記量子化及び符号化手段で生成されたコア符号化信号と、前記包絡線情報算出手段で算出された包絡線情報とを多重化して符号化信号を出力する多重化手段と を具備することを特徴とするオーディオ信号符号化装置。
IPC (1件):
G10L 19/02
FI (2件):
G10L19/02 150 ,  G10L19/02 110A
引用特許:
出願人引用 (2件)

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