特許
J-GLOBAL ID:200903096277358800

高い体積抵抗率を有する粒子方向性珪素鋼およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-120513
公開番号(公開出願番号):特開平9-118964
出願日: 1996年05月15日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 少なくとも50μ-Ω-cmの体積抵抗率を与えるようにバランスした組成物を使用して、優れた磁気特性を有する粒子方向性珪素鋼を提供する。【解決手段】 2.25重量%を超え7重量%までのSi;0.01〜0.08重量%のC;0.015〜0.05重量%のAl;0.01重量%までのS;少なくとも0.5重量%のMnep;0.002〜0.011重量%のN;残部が鉄であり;および通常存在する残留元素から本質的になる、但し、該鋼の組成は2.0≦[(%Si)-0.45(%Mnep)]≦4.4を満足するものである粒子方向性珪素鋼。珪素鋼は、熱間圧延された特定組成のバンドを、初期焼きなまし-最終ストリップ厚さに冷間圧延-脱炭素-窒化-焼きなまし分離被覆-最終焼きなましすることにより製造される。
請求項(抜粋):
下記の工程を包含する、アルミニウム窒化物抑制剤系を含有する粒子方向性珪素鋼の製造法:(a)少なくとも50μ-Ω-cmの体積抵抗率を与えるために、2.25重量%を超え7重量%までのSi;0.01〜0.08重量%のC;0.015〜0.05重量%のAl;0.01重量%までのS;0.5重量%を超えるMnep;0.002〜0.011重量%のN;残部は本質的に鉄であり;および通常存在する残留元素から本質的になる熱間圧延されたバンドを用意し、但し、該鋼の組成は2≦[(%Si)-0.45(%Mnep)]≦4.4を満足するものである;(b)前記バンド中に少なくとも5%のγ1150°Cを与え;(c)前記バンドを950〜1150°Cの温度に180秒間以下の均熱時間加熱し、775〜950°Cの第2均熱温度に0〜300秒間の均熱時間加熱し、そして冷却することにより、前記バンドを初期焼きなましし;(d)前記焼きなましされたバンドを最終ストリップ厚さに冷間圧延し;(e)前記ストリップを0.005%未満の炭素レベルへ脱炭素し;(f)第1再結晶化の後且つ第2粒子成長の前に、前記バンドを窒化して過剰の窒素を与え;(g)窒化の前、後又は窒化処理間の段階で、前記ストリップに焼きなまし分離被覆を与え;(h)前記被覆されたストリップを少なくとも1100°C(2010°F)の温度で、少なくとも5時間最終焼きなましして、第2粒子成長及び精製を行わせる。
IPC (4件):
C22C 38/00 303 ,  C21D 8/12 ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/147
FI (4件):
C22C 38/00 303 T ,  C21D 8/12 B ,  C22C 38/06 ,  H01F 1/14 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
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