特許
J-GLOBAL ID:200903096286576420
リチウム二次電池用正極板およびその製造方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大前 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-099346
公開番号(公開出願番号):特開2006-278265
出願日: 2005年03月30日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】 集電体近傍と電極板表層との充填密度の均一化を図ることにより、単位体積当たりの発電容量が大きく、2C放電容量維持率やサイクル容量維持率に優れたリチウム二次電池用正極板を提供する。【解決手段】 正極板作製工程において、平均粒子径が10μm〜20μm、BET比表面積が0.25m2/g〜0.70m2/gである複合酸化物を正極活物質2として用い、その加圧工程においては、ロール径が150mm以上360mm以下の加圧ローラーを用い、かつ加圧ローラーの加圧力を45/mm2以上190kg/mm2以下とすることにより、活物質充填密度が3.63g/cm3以上3.95/cm3以下であり、かつその活物質充填密度比d1/d8を0.90から1.05の範囲内に制御できる。ここでd1は、圧縮後の正極合剤層を厚み方向に均等に8分割した場合における電極表面側の最表層の活物質密度を意味し、d8は、集電体3に接する集電体近傍層の活物質密度を意味する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
リチウムイオンを吸蔵・放出するリチウム複合酸化物を主体とする正極活物質と、導電剤と、結着剤と、を含有する正極合剤スラリーを金属箔からなる集電体の両面に塗布し乾燥することにより、正極合剤の塗着された正極板前駆体を作製する正極板前駆体作製工程と、
前記正極板前駆体を加圧ローラーにより加圧して、正極板前駆体の合剤層を所定の厚みにまで圧縮し正極板となす加圧工程と、
を備え、
前記正極板前駆体作製工程においては、平均粒子径が10μm〜20μmであり、BET比表面積が0.25m2/g〜0.70m2/gである正極活物質粒子を用い、
前記加圧工程においては、ロール径が150mm以上360mm以下の加圧ローラーを用い、かつ前記加圧ローラーの加圧力を45/mm2以上190kg/mm2以下に制御することにより、活物質充填密度が3.63g/cm3以上3.95/cm3以下であり、活物質密度比d1/d8が数1の範囲内である正極板を作製する
ことを特徴とするリチウム二次電池用正極板の製造方法。
IPC (3件):
H01M 4/04
, H01M 4/02
, H01M 10/40
FI (3件):
H01M4/04 A
, H01M4/02 C
, H01M10/40 Z
Fターム (38件):
5H029AJ03
, 5H029AJ05
, 5H029AK03
, 5H029AL07
, 5H029AM03
, 5H029AM05
, 5H029AM07
, 5H029BJ02
, 5H029CJ02
, 5H029CJ03
, 5H029CJ22
, 5H029CJ23
, 5H029CJ30
, 5H029DJ11
, 5H029HJ04
, 5H029HJ05
, 5H029HJ07
, 5H029HJ08
, 5H029HJ15
, 5H050AA07
, 5H050AA08
, 5H050BA17
, 5H050CA07
, 5H050CA08
, 5H050CA09
, 5H050CB08
, 5H050DA02
, 5H050FA11
, 5H050GA02
, 5H050GA03
, 5H050GA22
, 5H050GA23
, 5H050GA30
, 5H050HA04
, 5H050HA05
, 5H050HA07
, 5H050HA08
, 5H050HA15
引用特許: