特許
J-GLOBAL ID:200903096305725539

太陽電池モジュールパネルの外側端部に金属フレームを嵌着する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308168
公開番号(公開出願番号):特開平8-148710
出願日: 1994年11月17日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 太陽電池使用の電源装置を製作する際、太陽電池モジュールパネルの外側端部に金属フレームを気密に嵌着する方法で、その作業を軽度な労力で迅速容易に実施可能とし、塩分等に対する気密性を確保し、かつ外観の仕上げも良好にする。【構成】 金属フレーム2の嵌合用凹溝2aに、ガスケット4を抜止状態にて係嵌し、金属フレーム2の延出上縁部2gとガスケット4に塗布乾燥のブチルゴム5とガスケット4の受承上面部4eとにより形成された嵌装用溝6を、太陽電池モジュールパネル1の外側端部1aに嵌合する。この際予め金属フレーム2の加熱により軟化状態としたブチルゴム5が、外側端部1aの押当で、太陽電池モジュールパネル1の上部透明部材1bや下部保護シート1cと、延出上縁部2gや受承上面部4eとの間隙に浸入し、これを自然冷却で硬化させることで、外側端部1aを気密に閉覆する。
請求項(抜粋):
金属フレームの抜止部が形成された嵌合用凹溝に、抜止状態にて嵌合可能なるよう形成したガスケットには、その上位内側面にブチルゴムを塗布乾燥し、このブチルゴム付きのガスケットを、上記金属フレームの嵌合用凹溝に嵌合することで、前記の抜止部にガスケットの被係止部を係合し、これにより当該ガスケットの受承上面部と、前記ブチルゴムおよびその上位から内側へ延出の金属フレームにおける延出上縁部とで、内向きに開口する嵌装用溝を形成し、当該金属フレームを加熱することで上記のブチルゴムを軟化させ、この軟化状態下にあって、前記上部透明部材と下部保護シートとの間に、充填材を介して接続された太陽電池素子の埋設されてなる太陽電池モジュールパネルにつき、その外側端部に金属フレームにおける上記嵌装用溝を嵌装し、これにより前記ブチルゴムに上記外側端部を押当させて、当該ブチルゴムを前記上部透明部材と金属フレームの前記延出上縁部間および前記下部保護シートとガスケットの受承上面部間に浸入させて、当該ブチルゴムを硬化させるようにしたことを特徴とする太陽電池モジュールパネルの外側端部に金属フレームを嵌着する方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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