特許
J-GLOBAL ID:200903096347207627
暗号化処理装置、及び、復号化処理装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 司朗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-271167
公開番号(公開出願番号):特開2000-075787
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 装置規模や処理時間等を大幅に増大させることなく安全性を向上させることができる暗号化処理装置等を提供する。【解決手段】 平文をブロック単位に分割するブロック分割部101と、前のブロックの影響を後のブロックに及ぼす連鎖ブロックを記憶するブロック記憶部102と、連鎖ブロックを鍵データに融合して融合鍵データを生成する鍵データ融合部103と、融合鍵データから部分鍵を生成する部分鍵生成部104と、部分鍵に基づいて暗号化処理を施して平文ブロックから暗号文ブロックを生成する第1〜8暗号化部105a〜hとを備え、ブロック記憶部102は第1〜7暗号化部105a〜gで得られた中間ブロックの内の1個を新たな連鎖ブロックとして記憶し、さらに、平文をブロック単位に分割した際に生じる端数データから連鎖ブロックに基づいて端数データと同じ長さの出力データを生成する端数データ処理部106を備える。
請求項(抜粋):
鍵データと被暗号化処理データとを含む入力データに基づいて、ブロック単位で暗号化処理を施して、出力データを生成する暗号化処理装置であって、前のデータの影響を後のデータに及ぼす為に用いる連鎖データを記憶し、暗号化処理を施す毎に当該連鎖データを更新する記憶手段と、記憶手段が記憶する連鎖データを、前記鍵データに融合して融合鍵データを生成する融合手段と、部分処理が複数段あり、1段目で部分処理を施したデータに、2段目で更に部分処理を施し、これを段数分行ない暗号化処理データを生成する主暗号化処理手段と、融合鍵データから主暗号化処理手段の段数分の部分鍵を生成し、主暗号化処理手段の各段に給送し、それぞれの部分処理に供させる部分鍵生成手段とを備え、前記主暗号化処理手段は、段数分の部分鍵により特定される複数段の部分処理を被暗号化処理データに施し、最終段以外の各段で部分処理を施して得られたデータが各中間データとなり、前記記憶手段は、主暗号化処理手段で得られた各中間データの内の1個を新たな連鎖データとして、自身が記憶する連鎖データを更新し、次の暗号化処理に供させ、前記暗号化処理装置は、さらに、前記被暗号化処理データを所定のビット数であるブロック単位に分割しつつ、順番に、次に処理すべき1ブロックの被暗号化処理データを準備するブロック準備手段と、ブロック準備手段が被暗号化処理データをブロック単位に分割した際に生じるブロック単位未満の端数データから、前記連鎖データに基づいて、当該端数データと同じ長さの出力データを生成する端数データ処理手段とを備えることを特徴とする暗号化処理装置。
引用特許:
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