特許
J-GLOBAL ID:200903096357212580

トランジスタ配置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050569
公開番号(公開出願番号):特開平9-298243
出願日: 1997年03月05日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 セルのトランジスタ配置を計算機を用いて決定する方法として、人手によるレイアウト設計並のセルの集積度を実現可能にし、かつ実用的な時間内に処理可能にする。【解決手段】 1次元配置工程(ステップST12,ST13)において、セルが有するトランジスタを各チャネル領域に縦置きにそれぞれ1列に配置する。そして2次元配置工程(ステップST14〜ST16)において、1次元配置工程における制約条件を外し、各チャネル領域においてトランジスタを複数列にかつ横置きに配置可能とした上でトランジスタの配置変更を行う。これにより、1次元配置工程によるトランジスタ配置結果は改善され、セルをよりコンパクトにすることができる。また1次元配置工程により大局的な最適化はすでに行われており2次元配置工程では局所的な配置改善を行うにとどまるので、最初から2次元的に配置する方法よりも計算機に対する負荷が格段に軽減され、実用時間内に処理可能になる。
請求項(抜粋):
少なくとも一つのトランジスタを有するセルについて、セルにおけるトランジスタの接続情報及び各トランジスタのサイズ情報を記述するネットリストを基にして、セル領域におけるトランジスタの配置を決定するトランジスタ配置方法であって、セルの上下方向の高さは所定の値に設定されており、セルの左右方向の幅は可変であるとき、セル領域をPチャネル領域とNチャネル領域とに上下に分割し、前記ネットリストに基づいて、セルが有するP型トランジスタをPチャネル領域においてセルの上下方向とゲート幅方向とを合わせて置く縦置き状態でセルの左右方向に1列に配置すると共に、セルが有するN型トランジスタをNチャネル領域において縦置き状態でセルの左右方向に1列に配置する1次元配置工程と、前記1次元配置工程のトランジスタ配置結果に対して、各チャネル領域においてトランジスタをセルの左右方向に複数列に配置可能としかつトランジスタをセルの左右方向とゲート幅方向とを合わせて置く横置き状態で配置可能とした上で、セルの幅が小さくなるようトランジスタの配置変更を行う2次元配置工程とを備えていることを特徴とするトランジスタ配置方法。
IPC (4件):
H01L 21/82 ,  G06F 17/50 ,  H01L 27/04 ,  H01L 21/822
FI (4件):
H01L 21/82 B ,  G06F 15/60 658 A ,  G06F 15/60 658 C ,  H01L 27/04 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る