特許
J-GLOBAL ID:200903096358494270

電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332281
公開番号(公開出願番号):特開平9-171459
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 データの読み出し及び書き込みが可能な記憶手段のバックアップ領域に格納されたデータを消失してしまうことなく、読み出し専用の記憶手段に格納された制御プログラムを書き換えることのできる電子制御装置を提供する。【解決手段】 データ書き換えが可能なROMと、記憶領域の一部が不揮発性のバックアップ領域として設定されたRAMとを備えた装置において、書換指令があると(S100:YES)、外部装置から送られて来る書換プログラムがRAMのバックアップ領域以外に格納可能か否かを判定し、格納不能ならばバックアップ領域内のデータを外部装置へ退避させた後(S115:YES,S120)、外部装置からの書換プログラムをRAMに転送し起動して(S125〜S135)、ROM内のデータを外部装置からの新データに書き換え、その後、退避させたデータを外部装置から受信してバックアップ領域に戻す(S300〜S315)。
請求項(抜粋):
電気的にデータの書き換えが可能な読み出し専用の第1記憶手段と、データの読み出し及び書き込みが可能であると共に、記憶領域の一部が電源供給の停止後も継続してデータを保持するためのバックアップ領域として設定された第2記憶手段と、外部装置との間で通信を行うための通信手段とを備え、通常時には、前記第1記憶手段に格納されたデータにより構成される制御プログラム及び制御データに従って所定の制御対象を制御し、外部からの書き換え指令を受けた場合には、前記第1記憶手段内のデータを前記外部装置から送信されて来る新たなデータに書き換える処理を実行するための書換プログラムを、前記第2記憶手段内へ転送して起動させることにより、前記第1記憶手段内のデータを前記外部装置から送信されて来る新たなデータに書き換える電子制御装置であって、前記書換プログラムを前記第2記憶手段内へ転送する前に、前記第2記憶手段のバックアップ領域に現在格納されているデータを前記外部装置に保存させるべく当該データを前記外部装置へ送信し、前記第1記憶手段内のデータを前記新たなデータに書き換えた後、前記外部装置に保存させた前記データを、前記外部装置から受信して前記第2記憶手段のバックアップ領域に格納すること、を特徴とする電子制御装置。
IPC (3件):
G06F 9/06 540 ,  F02D 45/00 376 ,  G05B 19/16
FI (3件):
G06F 9/06 540 Q ,  F02D 45/00 376 B ,  G05B 19/16 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • データ処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-355873   出願人:ソニー株式会社
審査官引用 (1件)
  • データ処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-355873   出願人:ソニー株式会社

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