特許
J-GLOBAL ID:200903096436881226

メタロセン化合物の新規な合成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川上 宣男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-281644
公開番号(公開出願番号):特開平10-109996
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】 オレフィン重合用触媒として有用なメタロセン化合物の改良合成法の開発。【解決手段】 下記反応式で示される一般式(I)と一般式(II)または(II′)との反応により、一般式(III)または(III′)としたのち、ハロゲン化剤を作用せしめることによる新規な一般式(IV)または(IV′)で表されるメタロセン化合物の新規な合成方法。下記一般式(IV)および(IV′)中、M1はIV族の遷移金属原子を表し、L1及びL2は互いに同じでも異なってもよい置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、または置換フルオレニル基を表し、BはL1及びL2を連結する炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20の炭化水素基を有してもよいシリレン基、オリゴシリレン基、またはゲルミレン基を表し、Yは各々独立して互いに同じでも異なってもよいハロゲン原子を表す。また、M1にはエーテル類またはアミン類が任意の配位数で配位していてもよい。【化1】
請求項(抜粋):
下記一般式(I)(Rm-A)2-M1-X2 (I)(式中、M1はIV族の遷移金属原子を表し、Aは各々独立して互いに同じでも異なってもよいヘテロ原子を表し、Rは各々独立して互いに同じでも異なってもよく、各々が結合してAまたは、A及びM1を含む環を構成してもよい炭素原子数1〜30の炭化水素基を表し、Xは各々独立して互いに同じでも異なってもよいハロゲン原子、炭素原子数1〜10のスルホキシル基、または炭素原子数1〜10のアルコキシ基を表し、mは1または2である。また、M1にはエーテル類またはアミン類が任意の配位数で配位していてもよい。)で表されるIV族遷移金属化合物と、下記一般式(II)(M2)+(L1)--B-(L2)-(M2)+ (II)(式中、L1及びL2は互いに同じでも異なってもよいシクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、フルオレニル基または置換フルオレニル基を表し、BはL1及びL2を連結する炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20の炭化水素基を有してもよいシリレン基、オリゴシリレン基、またはゲルミレン基を表し、M2はアルカリ金属またはアルカリ土類金属を表す。また、M2にはエーテル類またはアミン類が任意の配位数で配位していてもよい。)で表される化合物を反応させることを特徴とする、下記一般式(III)【化1】(式中、M1はIV族の遷移金属原子を表し、Aは各々独立して互いに同じでも異なってもよいヘテロ原子を表し、Rは各々独立して互いに同じでも異なってもよく、各々が結合してAまたは、A及びM1を含む環を構成してもよい炭素原子数1〜30の炭化水素基を表し、L1及びL2は互いに同じでも異なってもよいシクロペンタジエニル基、置換シクロペンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、フルオレニル基または置換フルオレニル基を表し、BはL1及びL2を連結する炭素原子数1〜20の炭化水素基、炭素原子数1〜20の炭化水素基を有してもよいシリレン基、オリゴシリレン基、またはゲルミレン基を表し、mは1または2である。また、M1にはエーテル類またはアミン類が任意の配位数で配位していてもよい。)で表されるメタロセン化合物の合成方法。
引用特許:
出願人引用 (7件)
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