特許
J-GLOBAL ID:200903096449438801

摩擦再生ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 昌明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-210218
公開番号(公開出願番号):特開平8-100780
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1996年04月16日
要約:
【要約】【課題】 吐出量の低下を抑えて、吐出圧を上昇させることができ、ポンプ効率を向上させることができる摩擦再生ポンプを提供すること。【解決手段】 ハウジング内に収納されて回転する円盤状のインペラ31は、外周縁の端面に、略放射状に形成される複数の羽根状のブレード33とブレード33間に配置される複数の凹溝34とを備える。各ブレード33は、インペラ31の回転中心軸に垂直な面内で略同一幅とされ、かつ各ブレード33の幅の中心点40は、インペラ31の回転中心軸からの半径の大なる領域40B-40Cにおいては、半径の小なる領域40A-40Bよりインペラ31の回転方向Fに関し後方に位置する。
請求項(抜粋):
ハウジング、該ハウジングに軸により回転自在に支承され、その両側面が前記軸に垂直な面内においてそれぞれ回転せしめられる平坦な円盤状の基板と、該基板の周縁部において、該周縁部の両側面に形成された複数個の凹溝と、これらの凹溝の間に在つて前記基板に関しほぼ半径方向に位置するブレードとを備えたインペラ、および前記ハウジングに形成され、前記インペラの基板の平坦な両側面に対向する平坦な内側壁と、前記ブレードの先端縁と対向する円筒状の内周壁と、前記内側壁と内周壁とを接続するとともに、前記ハウジングに形成した流入口と吐出口とを連結する弧状の溝状壁面とを備え、その内部に前記インペラを収容するポンプチヤンバ、とよりなる摩擦再生ポンプにおいて、前記インペラに形成した各ブレードは、前記インペラの回転方向に関して前方に位置する面が前記回転中心軸に垂直な面内において凹んだ面に形成され、かつ前記回転中心軸に垂直な面内における前記ブレードの周方向の幅の中心点は、前記回転中心軸からの半径の大なる領域においては、前記回転中心軸からの半径の小なる領域よりも、前記インペラの回転方向に関して少なくとも後方に位置するように延在せしめられていることを特徴とする摩擦再生ポンプ。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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