特許
J-GLOBAL ID:200903096494532886

屋根葺き構造並びに受金具及び屋根材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 義朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-292413
公開番号(公開出願番号):特開2002-097754
出願日: 2000年09月26日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】屋根材の変形を抑止して保持力を強化し、より高い止水性を得ることのできる屋根葺き構造を提供する。【解決手段】受金具4の両側部に上下二段の受止部464,465を形成し、すくい側冠状部6の内側係止部62を下段受止部465に、外端係止部66を上段受止部464にそれぞれ係止させ、かぶせ側冠状部7の内側係止部72及び外端係止部76を両下段係止部464に係止させる。また、すくい側冠状部6の内側斜面部63とかぶせ側冠状部7の内側斜面部73及び外側斜面部75にそれぞれ谷形リブ631,731,751を形成して、かぶせ側冠状部7の外側斜面部75の谷形リブ751をすくい側冠状部6の内側斜面部63の谷形リブ631に重合するとともに、かぶせ側冠状部7の内側斜面部73の谷形リブ731をすくい側冠状部6の外端係止部66に被せる。
請求項(抜粋):
屋根の構造材上に略台形状の受金具を固定し、屋根材の主板部の両側縁に前記受金具を弾性的に抱持しうる冠状部を形成して、一方をすくい側冠状部、他方をかぶせ側冠状部とし、隣接する屋根材のすくい側冠状部とかぶせ側冠状部とを前記受金具に嵌装させる屋根葺き構造において、受金具には、その両斜辺部に上段受止部と下段受止部とからなる上下2段の受止部をそれぞれ設け、屋根材のすくい側冠状部には、主板部の側縁から外側斜め上向きに立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面基部の上縁を主板部側に折り返してなる内側係止部と、この内側係止部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり幅方向略中央に谷形リブを有する内側斜面部と、この内側斜面部の上縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂面部の外縁から外側斜め下向きに迫り出す外側斜面部と、この外側斜面部の下縁を主板部側に折り込んでなる外端係止部とを設け、このすくい側冠状部における外側斜面部の板幅を内側斜面部の板幅よりも小さくなるように形成して、内側係止部を前記受金具の両斜辺部に設けた受止部のうち当該屋根材の主板部側に位置する下段受止部に、外端係止部を当該反対側の上段受止部にそれぞれ係止させる一方、屋根材のかぶせ側冠状部には、主板部の側縁から外側斜め上向きに立ち上がる内側斜面基部と、この内側斜面基部の上縁を主板部側に折り返してなる内側係止部と、この内側係止部の上縁から外側斜め上向きに立ち上がり幅方向略中央に谷形リブを有する内側斜面部と、この内側斜面部の上縁から略水平に張り出す頂面部と、この頂面部の外縁から外側斜め下向きに迫り出して幅方向略中央に谷形リブを有する外側斜面部と、この外側斜面部の下縁を主板部側に折り込んでなる外端係止部とを設け、このかぶせ側冠状部における外側斜面部と内側斜面部とを略同寸の板幅になるように形成して、内側係止部を前記受金具の両斜辺部に設けた受止部のうち当該屋根材の主板部側に位置する下段受止部に、外端係止部を当該反対側の下段受止部にそれぞれ係止させるとともに、かぶせ側冠状部の外側斜面部に形成した谷形リブをすくい側冠状部の内側斜面部に形成した谷形リブに重合させ、かぶせ側冠状部の内側斜面部に形成した谷形リブをすくい側冠状部の外端係止部に被せるようにして、各屋根材を受金具に嵌装させたことを特徴とする屋根葺き構造。
IPC (2件):
E04D 3/363 ,  E04D 3/36
FI (2件):
E04D 3/363 C ,  E04D 3/36 A
Fターム (8件):
2E108AS02 ,  2E108BB04 ,  2E108BN06 ,  2E108CC01 ,  2E108DF04 ,  2E108FF06 ,  2E108GG05 ,  2E108GG09
引用特許:
出願人引用 (1件)

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