特許
J-GLOBAL ID:200903096496742454

画像符号化装置およびそれを用いた画像伝送システムならびにそこで用いられる量子化制御方法および平均スループット算出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205096
公開番号(公開出願番号):特開平10-028269
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 被写体の急な動きにより発生情報量が急に増加したり、通信状態が変動する場合においても、伝送遅延時間を抑え、動きの滑らかな動画像表示を可能にすることである。【解決手段】 符号化装置12で符号化された画像データは、送信バッファ171に送られる前に、テンポラリバッファ13に一時的に格納される。駒落とし/量子化制御装置16は、テンポラリバッファ13に格納されている画像フレームの情報量が、予め設定されているしきい値よりも大きければ、テンポラリバッファ13内の画像データを破棄し、さらにテンポラリバッファ13内に格納されている画像フレームを符号化する際に用いた量子化ステップ幅よりも大きい量子化ステップ幅の量子化値を設定し、符号化装置12に出力する。
請求項(抜粋):
動画像を符号化して伝送する画像符号化装置であって、映像信号から画像フレームを構成して出力する画像入力手段と、前記画像入力手段で構成された画像フレームを符号化する符号化手段と、前記符号化手段で符号化された画像フレームの画像データを格納する送信バッファと、前記送信バッファ内の画像データを、所定の伝送レートで送信する伝送制御手段と、前記符号化手段と前記送信バッファとの間に配置され、かつ前記符号化手段で符号化された画像フレームの画像データを一時的に格納するテンポラリバッファと、前記テンポラリバッファ内の画像データを前記送信バッファに格納するか否かを判定すると共に、次に符号化される画像フレームの量子化値を決定する駒落とし/量子化制御手段とを備え、前記駒落とし/量子化制御手段は、前記テンポラリバッファに格納されている画像フレームの情報量が予め設定された駒落とししきい値よりも大きい場合、前記テンポラリバッファ内の画像データを前記送信バッファに格納しない駒落とし制御を行うと共に、前記テンポラリバッファ内に格納されている画像フレームを符号化する際に用いた量子化ステップ幅よりも大きい量子化ステップ幅の量子化値を設定して前記符号化手段に通知し、前記符号化手段は、次に符号化する画像フレームを、前記駒落とし/量子化制御手段から通知された量子化値で符号化することを特徴とする、画像符号化装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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