特許
J-GLOBAL ID:200903096498280296

電気自動車用電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024638
公開番号(公開出願番号):特開平9-200902
出願日: 1996年01月18日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】 電気自動車用電源装置は、駆動用モータに給電するための主電源の他に、定格電圧の異なる電気負荷に給電するため、主電源の電圧を変換した複数の副電源系を有している。パワーステアリングに給電している副電源系が失陥したとすると、パワーステアリングは効かなくなるが他の副電源系の装置は正常に動作するので、ハンドル操作が遅れ気味となるにも係わらず加速は通常の如く行われる等となって、運転操作上危険な状態を招いていた。【解決手段】 各副電源系の電圧を電圧センサ20〜22により検出し、検出信号を故障警報装置2に入力し、どの副電源系が失陥したかを判定する。いずれかの副電源系が失陥した場合には、警報手段4で警報すると共に、駆動用モータ制御装置3に指令を送って駆動用モータ7への出力を規制し、安全を確保する。警報の仕方や出力規制の仕方は、失陥した副電源系に接続されている電気負荷の重要度に応じて予め定めておく。
請求項(抜粋):
駆動用モータ制御装置によって制御される駆動用モータに給電するための主電源と、前記駆動用モータとは定格電圧が種々に異なる電気負荷に給電するため、前記主電源の電圧をそれら種々の定格電圧に対応した電圧に変換する電圧コンバータにより構成される複数個の副電源系とを具えた電気自動車用電源装置において、前記副電源系の電圧を検出する電圧検出手段と、前記副電源系が失陥したことを警報する警報手段と、動作電源が前記複数個の副電源系の電圧を変換してダイオードOR接続によって供給され、前記電圧検出手段からの電圧検出信号に基づき副電源系が失陥したか否かを判定し、失陥と判定した時には前記警報手段に警報を発すると共に、前記駆動用モータ制御装置に前記駆動用モータへの出力を規制する信号を発する故障警報装置とを具えたことを特徴とする電気自動車用電源装置。
IPC (5件):
B60L 3/00 ,  B60L 3/04 ,  H02H 7/00 ,  H02H 7/20 ,  H02J 7/00
FI (5件):
B60L 3/00 N ,  B60L 3/04 D ,  H02H 7/00 K ,  H02H 7/20 A ,  H02J 7/00 Y
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-201741   出願人:富士通株式会社
  • 電動車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-244774   出願人:アイシン・エィ・ダブリュ株式会社

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