特許
J-GLOBAL ID:200903096522903208

光学的情報記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-269569
公開番号(公開出願番号):特開平8-129777
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 信号振幅、消去率、繰り返し特性が良好な相変化光学的情報記録媒体を提供する。【構成】 基板上に、第1の誘電体層、記録層、第2の誘電体層、反射層を順に積層し、第2の誘電体層の厚さを3nm以上45nm以下、入射レーザー光線に対する記録層での吸収率を結晶状態でAc、アモルファス状態でAaとすると、Ac-Aa≧0で、入射レーザー光線に対する反射率を結晶状態でRc、アモルファス状態でRaとすると、Rc-Ra≧10%となる膜厚とする。【効果】 Ac-Aa≧0であるため高い消去率が得られ、Rc-Ra≧10%のために大きな信号振幅が得られ、記録層と反射層の距離が近いため記録層の熱が反射層へ拡散しやすく記録層の熱的ダメージが小さい。
請求項(抜粋):
基板上に、第1の誘電体層、レーザ-光線の照射によって結晶状態とアモルファス状態との間で光学的に検出可能な可逆的状態変化を生じる材料からなる記録層、第2の誘電体層、反射層を順に積層した積層体を含む光学情報記録媒体であって、前記第2の誘電体層の厚さが3nm以上45nm以下であり、かつ、前記入射レーザー光線に対する記録層での吸収率を結晶状態でAc、アモルファス状態でAaとするとき、Ac-Aa≧0であり、かつ、前記入射レーザー光線に対する反射率を結晶状態でRc、アモルファス状態でRaとするとき、Rc-Ra≧10%となるように、各層の膜厚が選ばれることを特徴とする光学的情報記録媒体。
IPC (7件):
G11B 7/24 501 ,  G11B 7/24 511 ,  G11B 7/24 521 ,  G11B 7/24 536 ,  G11B 7/24 538 ,  G11B 7/24 ,  B41M 5/26
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-102243
  • 特開平4-113530
  • 光ディスク記録媒体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-150582   出願人:大日本インキ化学工業株式会社, 日本鋼管株式会社
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