特許
J-GLOBAL ID:200903096529311730

光ファイババンドルとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 国平 啓次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-186942
公開番号(公開出願番号):特開2000-009973
出願日: 1998年06月17日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 キャピラリー内に、偏波方向の揃った偏波保持光ファィバを挿入し、接着剤で固めたファイババンドルが提案されている。接着剤として、ヤング率の小さいものを用い、偏波保持特性の劣化を防いでいるが、ヤング率小のものは硬度も小で、先端面の研磨に際して、光ファイバ端面に欠けが生ずる。【解決手段】 キャピラリー20の先端部には、研磨時に欠けを生じない程度の硬度の大きい接着剤30A(ヤング率も大きい)を充填し、そこ以外の部分には、硬化後に光ファイバに対して応力歪みを与えない程度のヤング率の小さい接着剤30Bを充填する。そして、製造時の研磨工程において、硬度大の接着剤30Aの充填されている部分の大部分を削り取る。製品においては、硬度大でヤング率も大の接着剤30Aの影響は、ほとんど無く、偏波保持特性は良い。
請求項(抜粋):
キャピラリー内に、偏波保持型光ファィバをとりまとめ、少なくとも、光ファイババンドル端面においては各偏波保持型光ファイバの偏波方向が揃うように配列し、これらの偏波保持型光ファイバとキャピラリーを接着剤にて接着してなる、光ファイババンドルにおいて、前記接着剤として硬度大の接着剤30Aとヤング率小の接着剤30Bの2種を用い、前記キャピラリーの先端部には、研磨時に欠けを生じない程度の硬度大の接着剤30Aを充填し、その他の部分には、硬化後に光ファイバに対して応力歪みを与えない程度のヤング率小の接着剤30Bを充填することを特徴とする、光ファイババンドル。
Fターム (2件):
2H001BB03 ,  2H001BB25
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (7件)
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