特許
J-GLOBAL ID:200903096548346560

密閉形スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-264053
公開番号(公開出願番号):特開平10-110689
出願日: 1996年10月04日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】従来のスクロール圧縮機において、低速領域の吸込圧力が高くなる条件での効率改善を目的とするもので、低速領域における吸込圧力が高くなる条件を含めた、広い運転範囲で高効率の運転を可能とする密閉形スクロール圧縮機を提供する。【解決手段】固定スクロールに背圧室と吸込圧室とを連通および遮断を切り換える弁装置を備え、該弁装置は吸込室内圧力と背圧室圧力との差圧が所定圧力より大きくなると開口するように構成することにより、低速領域における吸込圧力が高くなる条件を含めた広い運転範囲で高効率のスクロール圧縮機とすることができる。
請求項(抜粋):
固定スクロールと旋回スクロールを組み合わせて成るスクロール圧縮機構部と、この圧縮機構部をクランク軸を介して駆動する電動機部と、この両機構部を収納する密閉容器と、前記旋回スクロールの自転を阻止し旋回運動させるための自転阻止部材と、前記固定スクロールが結合固定されたフレームと、密閉容器外周部に開口する吸入口と備え、この吸込口から冷媒ガスを吸入して上記両スクロールにより形成される密閉空間を中心部に移動させつつ容積を減少させて冷媒ガスを圧縮する密閉形スクロール圧縮機において、上記旋回スクロールの背面とフレームとの間に形成される背圧室と上記固定スクロールの内周面と旋回スクロールラップの外周面の間に形成される吸込室と、上記背圧室と吸込室とを連通させるための連通路と、この連通路内に配置されてこの連通路を開閉して上記両室間の連通若しくは遮断を切り換える弁装置とを備え、この弁装置は背圧室圧力が吸込室圧力に対し一定の圧力差以上になると開く構成であることを特徴とする密閉形スクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/10 311
FI (3件):
F04C 18/02 311 J ,  F04C 18/02 311 X ,  F04C 29/10 311 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • スクロール気体圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-175188   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭61-118580
  • 特開昭58-128485
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