特許
J-GLOBAL ID:200903096595675408
染料基を有するオルガノポリシロキサン
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-539222
公開番号(公開出願番号):特表2000-509759
出願日: 1998年03月12日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】一般式(I):R1a(RO)bAcR2dSiO(4-a-b-c-d)/2[式中、R、R1、R2、A、a、b、dおよびcは請求項1中に記載された意味を有し、但し、a、b、cおよびdからなる合計は3以下であり、オルガノポリシロキサンは1分子当たり少なくとも1個の基Aを有し、かつ0以外のcを有する式(I)の単位の場合、dは0であることを条件とする]で示される単位を含有する、染料基を有するオルガノポリシロキサン。
請求項(抜粋):
1. 一般式:R1a(RO)bAcR2dSiO(4-a-b-c-d)/2 (I)[式中、Rは同一か、または異なっていてよく、かつ水素原子、または1価の、場合によっては置換された炭化水素基を表わし、R1は同一か、または異なっていてよく、かつ水素原子、または1価の、SiC結合した炭化水素基を表わし、R2は同一か、または異なっていてよく、かつ置換された1価の、SiC結合した炭化水素基を表わし、Aは同一か、または異なっていてよく、かつスルホン酸基含有および/またはスルホネート基含有で、水溶性の有機染料基および/または金属との錯化合物を表わし、aは0、1、2または3であり、bは0、1、2または3であり、dは0、1、2または3であり、およびcは0、1または2であり、但し、a、b、cおよびdからなる合計は3以下であり、オルガノポリシロキサンは1分子当たり少なくとも1個の基Aを有し、かつ0以外のcを有する式(I)の単位の場合、dは0であることを条件とする]で示される単位を含有する、染料基を有するオルガノポリシロキサン。 2. 式(I)の単位からなる、請求項1記載の染料基を有するオルガノポリシロキサン。 3. オルガノポリシロキサンが式(II):R13SiO(SiA2O)e(SiR1fR22-fO)g(R2mR12-mSiO)h(R1jAR21-jSiO)kSiR13[式中、R1、R2およびAは前記の意味を表わし、fは0または1であり、jは0または1であり、mは0、1または2であり、eは0または1〜100までの整数であり、gは0または1〜100までの整数であり、hは0または1〜1000までの整数であり、およびkは1〜100までの整数であり、この場合、(e+g)は(h+k)/10を下回り、かつ式(II)中に記載された単位は、シロキサン分子中に統計的に分布されていてよいことを条件とする]で示されるような化合物である、請求項1または2記載の染料基を有するオルガノポリシロキサン。 4. 染料含分が全重量に対して、0.1〜80重量%である、請求項1から3までのいずれか1項記載の染料基を有するオルガノポリシロキサン。 5. 染料基を有するオルガノポリシロキサンを製造するための方法において、スルホン酸基および/またはスルホネート基を含有する、水溶性の有機染料および/または、それらの金属との錯化合物と、次のもの:ハロゲン化したトリアジン基、またはVが前述の意味を表わす式:-SO2-(CH2)2-Vの基、からなる群から選択される、染料分子に共有結合した反応基、ならびに反応中に場合によっては生じるそれらの中間生成物と、アミノ基、カルボキシル基、メルカプト基、無水物基、第1カルビノール基、第2カルビノール基、第3カルビノール基、グリコシド基、フェノール基、エポキシ基、アルデヒド基、ポリグリコール基、ホスホナート基、シララクトン基、アクリレート基および/またはメタクリレート基を有するオルガノポリシロキサンとを反応させることを特徴とする、染料基を有するオルガノポリシロキサンを製造するための方法。 6. 均質化のため、機械的エネルギー供給を用いた二相反応である、請求項5記載の方法。 7. 本発明により使用されるシロキサンが分散液の形で存在する二相反応である、請求項5記載の方法。 8. 一相反応である、請求項5記載の方法。
IPC (2件):
FI (2件):
C08G 77/392
, C09B 69/10 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
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特開平4-119350
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特開平4-202530
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特開昭54-148023
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