特許
J-GLOBAL ID:200903096626694406

流体用継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-244242
公開番号(公開出願番号):特開平10-061860
出願日: 1996年08月26日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 接続時に、継手内部の流体に異流体が混入することを防止する。【解決手段】 互いに同一軸線状で押し合って夫々の内部流体通路42、54が連通する接続状態と、互いに離れて夫々に遮断される切り離し状態とに移動可能な雌継手21及び雄継手22からなり、雌継手が、接続口23を有する雌本体24と、雌側弁孔26を有し接続口側に押圧された弁座部28と、雌側弁29とを備え、雄継手が、雌側弁よりも大径の雄側弁孔30を有する雄本体31と、雄側弁33とを備え、弁座部の先端面と雄本体の先端面とのいずれか一方にこの両者の間を密封する環状シール部材34を設けたもの20において、雄側弁が雌側弁に対向する端面の全面をシール面に形成され且つ環状シール部材が相手側に当接した状態でシール面が対向面の環状シール部材内側全域に密着するように形成されている。シール面の中央部に雌側弁の当接に応じて変形可能な膨出部37を形成した。
請求項(抜粋):
夫々に別々の流体通路に接続され、互いに同一軸線状で押し合って夫々の内部流体通路が連通する接続状態と、互いに離れて内部流体通路が切り離され且つ夫々に遮断される切り離し状態とに移動可能に設けられた雌継手及び雄継手からなり、前記雌継手が、先端面に接続口を有する筒状の雌本体と、筒状をなし雌本体内に前記軸線に沿って摺動自在に設けられその内孔先端部を雌側弁孔とされ雌側ばねによって前記接続口側に押圧された弁座部と、この弁座部の雌側弁孔をその外側から閉鎖するように設けられ雌本体に固定された雌側弁とを備え、前記雄継手が、前記接続口に嵌入する外径の先端部を有し先端面に雌側弁よりも大径の雄側弁孔を有する雄本体と、雄本体の雄側弁孔をその内側から雄側ばねで押圧して閉鎖するように設けられた雄側弁とを備え、前記弁座部の先端面とこれに対向する雄本体の先端面とのいずれか一方にこの両者の間を密封する環状シール部材を設けた流体用継手において、前記雄側弁が前記雌側弁に対向する端面の全面をシール面に形成され且つ前記環状シール部材が相手側に当接した状態で前記シール面が対向面の前記環状シール部材内側全域に密着するように形成されていることを特徴とする流体用継手。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 流体用継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-210405   出願人:東洋エンジニアリング株式会社, 株式会社ナブコ

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