特許
J-GLOBAL ID:200903096633286542

チタン薄板の酸洗方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-085793
公開番号(公開出願番号):特開平8-283970
出願日: 1995年04月11日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 チタン薄板の酸洗後に美麗な汚れのない表面を得るための方法を提供する。【構成】 チタン焼鈍薄板の脱スケール法としては一般に硝フッ酸が使用されているが、チタンを硝フッ酸から一旦、取り出し、水洗する間の工程で、チタン表面に酸洗汚れが発生し、問題となっている。そこで酸洗汚れを回避すべく、種々、検討を行った結果、酸洗汚れの原因はチタン表面に+2価および+3価の酸化物が付着することに起因していることを解明した。この原理に基づき種々検討を行った結果、酸洗汚れを回避するためには、?@酸洗後、水洗までの間にできるだけ空気に曝さないこと、?A低フッ酸濃度-高硝酸濃度の硝フッ酸で酸洗後、後処理として濃硝酸中に数時間浸漬後、水洗すること、などとする。
請求項(抜粋):
チタン焼鈍薄板のスケールを除去する際に、硝酸およびフッ酸の混合溶液を酸洗液として用い、酸洗後、空気に曝すことなく水洗・乾燥の一連の操作を行うことを特徴とするチタン薄板の酸洗方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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