特許
J-GLOBAL ID:200903096646006492

貯留施設の遮水構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-264991
公開番号(公開出願番号):特開平9-075887
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】破損個所近傍に確実に固化材を充填して不透水層を形成する。【解決手段】本発明に係る貯留施設の遮水構造21は、一般廃棄物や産業廃棄物の埋立空間となる凹部2を山間部等に掘削形成し、該凹部2の底面3に二重遮水シート4を敷設し、その上に保護マット22を被覆してなる。保護マット22は、下層側に浸透層23を、上層側に不浸透層24を配設した二層構造であり、該不浸透層24は、固化材の流出や貯留物である廃棄物の流入を防止できるように、例えば、不織布で構成する。一方、浸透層23は、廃棄物による上載荷重が作用しても圧縮量が小さく、固化材が充填される空隙構造がつぶれることがないように、例えばポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等のプラスチック材で網目シートを形成し、これを必要に応じて数段重ねて形成する。
請求項(抜粋):
上層シートおよび下層シートに挟まれた空間に所定の区画ごとに固化材を注入可能な二重遮水シートを山間部等に形成された凹部の底面に敷設するとともに、前記二重遮水シートの上に重ねて所定の保護マットを配設して構成した貯留施設の遮水構造において、前記保護マット内の下層側に所定荷重下で前記固化材の充填性が保持される空隙構造を有する浸透層を配設し、前記保護マット内の上層側に前記固化材の流出や貯留物の流入を防止する不浸透層を配設したことを特徴とする貯留施設の遮水構造。
IPC (2件):
B09B 1/00 ZAB ,  E02B 3/12
FI (2件):
B09B 1/00 ZAB F ,  E02B 3/12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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