特許
J-GLOBAL ID:200903096673883870

プッシュプル型スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029252
公開番号(公開出願番号):特開平9-224375
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成のプッシュプル型スイッチング電源装置で、EMIノイズの発生と入力交流電流のピーク値を抑え、力率を向上する。【解決手段】 スイッチング制御回路3が出力する駆動パルスに応じて第1及び第2の1次巻線回路11,12が交互にスイッチングすることにより、トランス4の2次巻線N2A〜N2Cにそれぞれ誘起される2次交流電力を整流平滑して出力端子8A〜8Cから出力すると共に、3次巻線N3に誘起される3次交流電力を整流する3次整流回路6の-端子をダイオードブリッジ3の正の出力端子に、その+端子を直列回路を構成する大容量のコンデンサC1とその放電用ダイオードD1との間に接続する。これによって、コンデンサC1はダイオードブリッジ2の出力電圧の瞬時値と3次整流回路6の出力電圧との和によって充電され、入力電流の導通角が広くなる。
請求項(抜粋):
交流電源から入力する交流電力を1次直流電力に変換する全波整流回路と、互いに逆方向に磁化する向きにそれぞれ電流を流す第1及び第2の1次巻線を有する高周波用のトランスと、その各1次巻線にそれぞれ第1及び第2のスイッチング素子を直列に接続してなる第1及び第2の1次巻線回路と、その各スイッチング素子をそれぞれ交互にスイッチングさせる駆動パルスを出力するスイッチング制御回路と、その駆動パルスに応じて前記第1及び第2の1次巻線回路が、前記1次直流電力を交互にスイッチングすることにより、前記トランスの2次巻線に誘起される2次交流電力を2次直流電力に変換して出力する整流平滑回路とを備えたプッシュプル型スイッチング電源装置において、大容量のコンデンサと該コンデンサの放電用ダイオードとの直列回路を、前記全波整流回路の出力端子間に前記各1次巻線回路と並列に接続し、前記トランスに3次巻線を設けると共に、その3次巻線に誘起される3次交流電力を整流して前記コンデンサを充電する整流回路を設け、前記放電用ダイオードと前記全波整流回路の出力端子との間に、前記コンデンサの放電電流の逆流を阻止する逆流阻止用ダイオードを接続し、前記整流回路の一端を前記逆流阻止用ダイオードが接続された全波整流回路の出力端子に、他端を前記コンデンサとその放電用ダイオードとの接続点に、それぞれ接続したことを特徴とするプッシュプル型スイッチング電源装置。
IPC (3件):
H02M 3/337 ,  H02M 3/28 ,  H02M 7/06
FI (4件):
H02M 3/337 D ,  H02M 3/28 V ,  H02M 3/28 H ,  H02M 7/06 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭56-049678
  • スイッチング電源
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-188708   出願人:新電元工業株式会社
  • 特開平4-183279
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