特許
J-GLOBAL ID:200903096679558881

カラー感熱発色プリント方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-046053
公開番号(公開出願番号):特開平11-240187
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 プリント済みのカラー感熱記録紙を平滑化処理して、光沢度を向上させる。【解決手段】 カラー感熱記録紙10を3回往復動させて、サーマルヘッド33によりイエロー画像,マゼンタ画像,シアン画像を面順次でプリントする。シアン画像の記録に続いて、カラー感熱記録紙10を更にもう1回往復動させて、サーマルヘッド33により記録紙10を平滑化する。平滑化データは、平滑化データ変換ルックアップテーブルメモリ(LUT)48でシアン画像データから変換する。このデータは、濃度が低いシアン画像データの場合には大きくされ、濃度が高いシアン画像データの場合には小さくされる。このデータでサーマルヘッドを駆動し平滑化することで、白から黒や黒から白などの急激な濃度変化部分でも、この濃度変化による表面凹凸の発生が抑えられる。同時に、発色記録の際に表面に発生する微細な凹凸も平滑化される。
請求項(抜粋):
熱感度及び発色する色が異なった第1〜第3の感熱発色層、及びこれらのうち最も上に位置する第3の感熱発色層の上に層設された保護層を有するカラー感熱記録紙と、多数の発熱素子がライン状に形成されたサーマルヘッドとを用い、各色の画像データに対応させてサーマルヘッドでカラー感熱記録紙を加熱して第3の感熱発色層から順番に発色させるとともに、第3及び第2の感熱発色層に対しては、その記録直後に各感熱発色層に特有な電磁線を照射して定着することで、カラー感熱記録紙にカラー画像をプリントするカラー感熱発色プリント方法において、前記第1の感熱発色層の記録後に、前記サーマルヘッドの各発熱素子を平滑化データにより駆動してカラー感熱記録紙に熱エネルギーを与え、保護層を平滑化処理し、前記平滑化データを、第1の感熱発色層を記録する画像データに基づき求めるようにしたことを特徴とするカラー感熱発色プリント方法。
IPC (5件):
B41J 2/325 ,  B41J 2/32 ,  B41J 29/00 ,  B41M 5/26 ,  B41M 5/34
FI (6件):
B41J 3/20 117 C ,  B41J 3/20 109 J ,  B41J 29/00 H ,  B41M 5/18 D ,  B41M 5/18 N ,  B41M 5/18 S
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 画像記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-220451   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 画像記録方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-182288   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開平4-251757

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