特許
J-GLOBAL ID:200903096740898399

光学ヘッドおよびそれを用いた光学的情報再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190441
公開番号(公開出願番号):特開平10-040567
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】戻り光ノイズが少なく、焦点ずれ信号の検出が容易で、かつ異なる種類の光ディスクに対して常に、高品質の焦点制御信号、オフセットが良好に低減されたトラッキング制御信号および再生信号が得られる光ヘッドを安価に提供する。【解決手段】対物レンズ7と一体で駆動し、不等間隔曲線状の格子溝パターンを有する偏光性回折格子を用いて光ディスク9反射光束を回折し、回折光と非回折光を用いて制御信号および情報信号を検出し、波長λ1のレーザ光については偏光性回折格子として機能し、波長λ2のレーザ光については光を透過するだけの機能を備えて、波長が異なる2個のレーザ光源を搭載した光学ヘッドも良好な性能を得、偏光ビームスプリッタ3を挿入して0次光を半導体レーザ1に帰還しないようにし、0次光を焦点ずれ検出や、信号検出に用いる。
請求項(抜粋):
半導体レーザ光源と、該半導体レーザ光源から発したレーザ光を透明基板上に装荷された光情報記録媒体上に該基板越しに集光する対物レンズによって少なくとも構成される集光光学系と、前記光情報記録媒体上に集光される光スポットを該光情報記録媒体の情報信号列上に位置決めするための光スポット位置制御手段と、前記光情報記録媒体からの反射光を前記集光光学系から分岐させる光分岐素子と、該光分岐素子によって分岐された前記反射光を受光し光電変換する光検出器とを備えた光学ヘッドにおいて、前記対物レンズと前記光分岐素子の間の光路中に前記対物レンズを経て前記光情報記録媒体上に集光される入射光の偏光状態と前記光情報記録媒体からの反射光の偏光状態とを互いに変化させる偏光変換素子と、前記入射光と反射光の偏光状態の違いによって回折効率が変化し、かつ所定の不等間隔曲線状軌跡の格子溝を有する偏光性回折格子とを備え、該偏光性回折格子および前記光分岐素子を経て前記光検出器に至る前記反射光のうち少なくとも前記偏光回折格子によって回折された回折光または非回折光または回折光と非回折光の両方から前記光スポット位置制御手段を動作させるために必要な光スポット位置制御信号を検出し、かつ前記光スポット位置制御手段として該光スポット位置制御信号に基づいて前記対物レンズと前記偏光変換素子と前記偏光性回折格子とを一体として動かす可動機構を設けたことを特徴とする光学ヘッド。
IPC (2件):
G11B 7/135 ,  G11B 7/09
FI (2件):
G11B 7/135 Z ,  G11B 7/09 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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