特許
J-GLOBAL ID:200903096764197472

前後輪駆動車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-081432
公開番号(公開出願番号):特開平10-272946
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 2輪駆動から前後輪駆動への駆動モードの切換え時に確実且つ迅速に前後輪駆動状態を実現可能な前後輪駆動車を提供する。【解決手段】 エンジンからの駆動力を前輪または後輪の他方の車輪の左右輪に配分して伝達する差動装置と、差動装置の一方の出力要素とこれに対応する左右一方の車輪とを断接可能な連結手段(HAB)と、エンジン側の第1伝達部材と車輪側の第2伝達部材とを接続可能なクラッチ手段と、連結手段が断状態にあり、且つ、駆動切換指令手段により2輪駆動状態から前後輪駆動状態への切換信号が出力されたとき、クラッチ手段を係合制御するクラッチ制御手段(S606,S612)と、一方の出力要素の回転と左右一方の車輪の回転との同期を検出する同期検出手段(S616)と、切換信号が出力された後、同期検出手段により同期が検出されたとき、連結手段を連結状態(LOCK)に切換える連結切換手段(S620)とを備えている。
請求項(抜粋):
エンジンからの駆動力が常時伝達されるとともに前輪または後輪の一方の車輪に前記駆動力を伝達する第1伝達部材と、前後輪駆動時に前記第1伝達部材と連結される第2伝達部材と、前記第2伝達部材に連結され、前記駆動力を前輪または後輪の他方の車輪の左右輪に配分して伝達する差動装置と、前記差動装置の一方の出力要素と該一方の出力要素に対応する前記左右一方の車輪とを断接可能な連結手段と、係合により前記第1伝達部材と前記第2伝達部材とを接続可能なクラッチ手段と、運転者の操作或いは車両の走行状態に応じ、車両の駆動状態を2輪駆動状態と前後輪駆動状態とに切換えるべく切換信号を出力する駆動切換指令手段と、前記連結手段が断状態にあり、且つ、前記駆動切換指令手段により前記2輪駆動状態から前記前後輪駆動状態への切換信号が出力されたとき、前記一方の出力要素の回転と前記左右一方の車輪の回転とを同期させるべく前記クラッチ手段を係合制御するクラッチ制御手段と、前記一方の出力要素の回転と前記左右一方の車輪の回転との同期を検出する同期検出手段と、前記切換信号が出力された後、前記同期検出手段により前記同期が検出されたとき、前記連結手段を連結状態に切換える連結切換手段と、を備えたことを特徴とする前後輪駆動車。
IPC (3件):
B60K 17/35 ,  B60K 23/04 ,  B60K 41/02
FI (3件):
B60K 17/35 B ,  B60K 23/04 Z ,  B60K 41/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 四輪駆動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-183895   出願人:日産自動車株式会社
  • 四輪駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-137043   出願人:いすゞ自動車株式会社

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