特許
J-GLOBAL ID:200903096776799010

ポリシランを接触水添分解することによるヒドロゲノシランの調製

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-542332
公開番号(公開出願番号):特表2002-510696
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】発明は、既知の方法を、特に実施を容易にすることによりかつ生成する水素化モノシランの効率によって示す原価効率及び性能に関して改良する、ハロゲノオルガノポリシランを水素圧力下で接触水添分解することによって水素化アルキルモノシランを製造する方法に関する。該方法において、出発ポリシランは、下記のタイプのものである:(CH3)Cl2Si-SiCl(CH3)2;(CH3)Cl2Si-SiCl2(CH3);(CH3)Cl2Si-Si(CH3)3;(CH3)2ClSi-SiCl(CH3)2;(CH3)Cl2Si-SiCl(CH3)-SiCl2(CH3);(CH3)Cl2Si-Si(CH3)(SiCH3Cl2)-SiCl2CH3。水素化モノシランCH3H2ClSi;(CH3)2HClSi;CH3HCl2Siは、該ポリシランを加圧下のガス状水素に、水素化触媒前駆体A及び前駆体Aを反応媒体に溶解させるための助剤Bを含む触媒系ABの存在において接触させることによって得られる。該触媒系は、更に還元体が存在しないことを特徴とする。
請求項(抜粋):
加圧下のガス状水素を、(I)式のポリシラン: RaHbSinX2n+2-a-b (I)(式中: Rラジカルは、同じであり又は異なり、下記を含む群から選び:線状又は枝分れC1〜C6アルキル、アリール、線状又は枝分れC1〜C6アルコキシ、トリフルオロプロピルラジカル或はトリフルメチルシロキシラジカル、 Xラジカルは、ハロゲンであり、同じであり又は互いに異なり、 n=2〜20 a=0〜2n+2 b=0〜2n+2 a+b=0〜2n+2)と、(II)式のモノシラン: RcHdSiX4-c-d (II)(式中: R及びXは、上に定義した通りであり、 c=1、2、3又は4 d=0、1又は2 c+d=2、3又は4)を得るために接触させる、ポリシランからヒドロシランを調製する方法であって、 ポリシラン(I)と水素とを、下記: A.一方で、少なくとも一種の水素化触媒の少なくとも一種の前駆体、 B.及び他方で、前駆体Aを反応媒体に溶解させるための少なくとも一種の助剤を含み、この前駆体Aは、少なくとも一種の遷移金属の塩から選び、それらのアニオン性又は中性リガンドは、π-受容体軌道が存在せず;ハライド、特にクロリドが極めて特に好適なリガンドであり、この助剤Bは、非プロトン性媒体に可溶性の求核試薬、好ましくはπ-受容体軌道が存在しないアニオン性又は中性リガンドを含む塩から選び、可溶性のハライド、特にクロリドが特に好適である触媒系の存在において接触させ、還元剤を除くことを特徴とする方法。
IPC (2件):
C07F 7/12 ,  C07B 61/00 300
FI (2件):
C07F 7/12 Z ,  C07B 61/00 300
Fターム (18件):
4H039CA10 ,  4H039CA92 ,  4H039CG90 ,  4H049VN01 ,  4H049VP01 ,  4H049VQ09 ,  4H049VQ11 ,  4H049VR11 ,  4H049VR12 ,  4H049VR21 ,  4H049VR22 ,  4H049VR31 ,  4H049VS09 ,  4H049VS11 ,  4H049VS76 ,  4H049VT32 ,  4H049VW02 ,  4H049VW33
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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