特許
J-GLOBAL ID:200903096842950301

楽音発生装置および楽音発生方法、並びに該方法に係るプログラムを記憶した記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-223035
公開番号(公開出願番号):特開平10-111688
出願日: 1997年08月05日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】演算処理装置上で所定の楽音生成ソフトウェアを実行することにより楽音を生成するソフト音源において、効果付与処理の計算順序を動的に変更できるようにすること、および、波形生成処理時、特に効果付与の計算処理時にキャッシュミスが起こりにくく効率良く計算処理できるようにすることを目的とする。【解決手段】波形生成用バッファ上で行なう波形生成処理の単位をキャッシュメモリのラインサイズまたはその所定整数倍のサイズとし、キャッシュミスを起こりにくくする。エフェクト対応に設けられた複数の波形生成用バッファの構成を同一とし、エフェクト処理は対応するバッファ上で行なうとともに、add処理でどのバッファからどのバッファへでも累算できるようにし、ユーザが任意にソフトエフェクタのアルゴリズムを指定しても、該アルゴリズムに応じてエフェクト処理とadd処理の順序を入れ替えるだけでよくなるようにする。
請求項(抜粋):
各種のソフトウェアを実行可能な演算処理装置と、前記演算処理装置の内部または外部に設けられたキャッシュメモリと、前記演算処理装置が実行する波形生成ソフトウェアを格納した記憶装置と、前記演算処理装置で前記波形生成ソフトウェアを実行することにより所定時間長さの時間フレームで再生すべき複数の波形サンプルを一括して生成する際に、ワーキング領域として使用する波形生成用バッファであって、波形生成処理が終了したときは最終的に生成された波形サンプルが設定される波形生成用バッファとを備えるとともに、前記波形生成ソフトウェアは、所定量の波形サンプル(nサンプル)を生成する波形生成処理を含み、該処理を所定回数(m回)繰り返すことで、前記波形生成用バッファに1フレーム分の波形サンプルを生成するものであり、前記所定量の波形サンプルの前記波形生成用バッファ上の長さを前記キャッシュメモリのラインサイズまたはその所定整数倍のサイズとすることを特徴とする楽音発生装置。
IPC (3件):
G10H 1/02 ,  G06F 12/08 ,  G10H 7/08
FI (3件):
G10H 1/02 ,  G06F 12/08 U ,  G10H 7/00 531
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 波形処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-337442   出願人:ヤマハ株式会社
  • 電子楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-264315   出願人:ローランド株式会社

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