特許
J-GLOBAL ID:200903096880970332

乗り物シート用関節機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-119330
公開番号(公開出願番号):特開2000-316659
出願日: 2000年04月20日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 シート背もたれをシート部にピボット回転可能に連結する関節機構をより軽くし、かつ安価にする。【解決手段】 関節機構は、固定チーク板7と、円形の歯部分13を備えた回転チーク板8と、互いに120度の角度をなすように配置されるとともに、固定チーク板8に対してスライドし、固定チーク板8を固定するように円形の歯部分と噛み合うようになっている2つの歯付きロック挿入体11と、ロック挿入体11の動作を制御する金属カム16と、固定チーク板8に設けられ、ロック挿入体11の各々から120度の角度で配置されるとともにカム用支持部として作用するストップ体21とから構成されている。
請求項(抜粋):
シートに付属し、回転軸(X)の周りを互いに相対的にピボット回転するように取り付けられた2つの部品(2,4)を連結する乗り物シート用関節機構であって、前記2つのシート部品(2,4)にそれぞれ固定される第1、第2のチーク板(7,8)であって、前記回転軸の周りを互いに相対的にピボット回転するように取り付けられ、第2のチーク板(8)は、前記回転軸を中心とした少なくとも円弧に渡って延びる歯部分(13)に常に固定されている第1、第2のチーク板(7,8)と、各々が、前記第2のチーク板の前記歯部分と噛み合うようになっている歯部分(12)を備えたいくつかロック挿入体(11)であって、該ロック挿入体の該歯部分が、前記関節機構をロックするように前記第2のチーク板の前記歯部分と噛み合う噛み合い位置と、前記ロック挿入体が前記第2のチーク板の前記歯部分と噛み合わない引っ込み位置との間で、各々が前記第1のチーク板(7)に対して移動可能ないくつかのロック挿入体(11)と、外側へ突出して前記回転軸(X)の周りをある角度で分散配置された第1、第2、および第3の支持端(16a)を備え、前記第3の支持端が前記第1および第2の支持端とともに100度よりも大きい角度を作る前記ロック挿入体(11)の動作を制御するカムであって、前記回転軸の周りをピボット回転するように取り付けられ、前記カムの支持端(16a)が前記ロック挿入体をそれらの噛み合い位置に位置させる角度方向オフ位置に向けて弾性手段(17)によって力を受けており、前記ロック挿入体をそれらの非噛み合い位置へと移動させる角度方向動作位置へと使用者によって移動可能なカム(16)と、前記カムがその動作位置にある時に前記ロック挿入体をそれらの引っ込み位置に位置させるようになっている解除手段とを有する乗り物シート用関節機構において、前記ロック挿入体(11)が2つで、かつ前記カムの前記第1および第2の支持端(16a)と係合し、前記ロック機構が、前記第1のチーク板(7)と一体であり、ピボット回転トルクが前記第1と第2のチーク板(7,8)の間に加えられた時に前記ロック挿入体によって前記カムに働く半径方向の応力と釣り合うようになっている半径方向の反作用を前記カム(16)に作用させることができるように、前記カムがそのオフ位置にある時に前記カムの前記第3の支持端(16a)がストップ部(21)上で半径方向で支持されるように配置されたストップ体(21)をさらに有することを特徴とする乗り物シート用関節機構。
IPC (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
FI (2件):
A47C 1/025 ,  B60N 2/22
引用特許:
出願人引用 (2件)

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