特許
J-GLOBAL ID:200903096886562139

難分解物質の分解処理方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 幹人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340560
公開番号(公開出願番号):特開平10-165803
出願日: 1996年12月04日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 フロンガスとかポリエチレン,プラスチック,木材,更にはベンゼン核を持つ有機化合物及びその他の産業廃棄物等の環境汚染物質を熱分解,加水分解,還元反応及びこれらの組合せによって分解するようにした難分解物質の分解処理方法及びその装置を提供する。【解決手段】 被分解処理物と溶媒を混合したものを加熱器25により加熱して過熱蒸気とし、該過熱蒸気を所定の温度に加熱された常圧の反応器29内を通過させることにより、被分解処理物を分解処理する方法において、上記加熱器25及び反応器29の何れか一方もしくは双方に、鉄,炭素,炭素鋼或は過熱水蒸気と反応して水素を生成する物質を配置して、生成した水素による還元反応と、過熱水蒸気による加水分解反応によって難分解物質を分解するようにした難分解物質の分解処理方法及びその装置を提供する。
請求項(抜粋):
被分解処理物と溶媒を混合したものを加熱器を用いて所定の温度に加熱して過熱蒸気とし、該過熱蒸気を所定の温度に加熱された常圧の反応器内を所定の反応時間経過させて通過させることにより、被分解処理物を分解処理する方法において、溶媒として水を使用すると共に、加熱器及び反応器の何れか一方もしくは双方に、過熱蒸気と反応して水素を生成する物質を配置して、加熱器もしくは反応器内で生成した水素による還元反応と、過熱蒸気による加水分解反応によって難分解物質を分解することを特徴とする難分解物質の分解処理方法。
IPC (3件):
B01J 19/00 ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01D 53/70
FI (3件):
B01J 19/00 Z ,  A62D 3/00 ZAB ,  B01D 53/34 134 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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