特許
J-GLOBAL ID：200903096904615490

非汚染性軟質樹脂成形体

発明者：
小原 禎二

小原 禎二 について


出願人/特許権者：
日本ゼオン株式会社

日本ゼオン株式会社 について


公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-276012
公開番号（公開出願番号）：特開2003-082113
出願日： 2001年09月12日
公開日（公表日）： 2003年03月19日
要約：
【要約】【課題】 精密基板の保管、搬送用密閉容器のシール部品や医療用器材に好適な、特定の脂環構造を含有するブロック共重合体で成形された、揮発有機成分が少なくて周囲に対する非汚染性に優れた軟質樹脂成形体を提供すること。【解決手段】 特定の脂環構造含有ブロック共重合体からなり、温度100°Cに保持されたときに空気中に放出する有機物の量が1時間でブロック共重合体1gあたり50μg以下である非汚染性軟質樹脂成形体。
請求項（抜粋）：
下記式(1)で表される繰り返し単位[1]を70重量%以上含有する重合体ブロック[A]と、下記式(2)で表される繰り返し単位[2]及び/又は下記式(3)で表される繰り返し単位[3]を合計30重量%以上含有する重合体ブロック[B]とを、重量比で、重合体ブロック[A]:重合体ブロック[B]=10:90〜60:40の割合で有するブロック共重合体からなり、常圧で温度100°Cに保持されたとき空気中に放出する有機物の量が1時間でブロック共重合体1gあたり50μg以下である非汚染性軟質樹脂成形体。【化1】(式中、R1 は水素原子、又は炭素数1〜20のアルキル基を表し、R2-12はR2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11及びR12であり、それぞれ独立に水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、ヒドロキシル基、炭素数1〜20のアルコキシ基、及びハロゲンのいずれかを表す。R2-12は各々同一であっても、異なっていてもよい。)【化2】(式中、R13及びR14は水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、ハロゲン及び炭素数6〜20のアリール基のいずれかを表す。)【化3】(式中、R15及びR16はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、ハロゲン及び炭素数6〜20のアリール基のいずれかを表す。)
IPC (5件)：
C08J 5/00 CER ,  A61J 1/10 ,  B65D 81/24 ,  B65D 30/02 ,  C08L 53:02
FI (5件)：
C08J 5/00 CER ,  B65D 81/24 A ,  B65D 30/02 ,  C08L 53:02 ,  A61J 1/00 331 Z
Fターム (22件)：
3E064BA60 ,  3E064BC20 ,  3E064EA18 ,  3E064FA04 ,  3E064FA06 ,  3E067AA11 ,  3E067AB41 ,  3E067AC01 ,  3E067BA01A ,  3E067BA11A ,  3E067BB14A ,  3E067CA30 ,  3E067FA01 ,  3E067FC01 ,  3E067GD10 ,  4F071AA12X ,  4F071AA22X ,  4F071AA75 ,  4F071AF53 ,  4F071AF55 ,  4F071AH05 ,  4F071BC04
引用特許：
審査官引用 (5件)
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