特許
J-GLOBAL ID:200903096941764323

車両用の自動変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-100448
公開番号(公開出願番号):特開平9-287651
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】車両に新たなセンサを搭載せずに、下り坂走行時には優れたエンジンブレーキ性能を、上り坂走行時には優れた加速性能を自動的に発揮させる。【解決手段】本システムのECUは、車両に搭載した各種センサの出力を用いて算出した車両の走行路の勾配に応じてCVT2の目標速度比を決定する。即ち、勾配算出部47が、加速トルク算出部45で算出した加速抵抗トルクと、走行抵抗算出部43で算出した平地走行抵抗トルクと、トルク算出部42で算出したCVT2の出力軸トルクとを用いて走行路の勾配を推定すると、目標変速算出部48は、走行抵抗検出部43で推定した勾配の大きさに応じて所定のマップから獲得した補正値ipcを用いて、CVT2の目標変速比iptを補正する。そして、変速操作指令出力部49は、目標変速算出部48が算出した目標変速比iptを用いてCVT2を制御する。
請求項(抜粋):
走行中に検出される車両の走行状態に応じて、車両に搭載された無段式変速機の変速比を制御する変速制御装置であって、前記無段式変速機の目標変速比を、路面の勾配に一意に対応付ける対応情報を記憶した記憶手段と、前記車両の走行状態として、前記車両の走行抵抗トルクと加速トルクと前記無段式変速機の出力軸トルクを検出する検出手段と、前記検出手段が検出した前記車両の走行状態から、当該車両の走行する路面の勾配を推定する勾配推定手段と、前記勾配推定手段が推定した前記路面の勾配が所定の範囲にある場合に、前記車両が走行中の路面が坂道であることを判定する判定手段と、当該変速制御装置は、前記判定手段により前記車両が走行中の路面が坂道であると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された対応情報により前記勾配推定手段が推定した前記路面の勾配に対応付けられている前記無段式変速機の目標変速比を用いて、前記無段変速機の変速比の制御を行うことを特徴とする変速制御装置。
IPC (7件):
F16H 61/02 ,  F16H 9/00 ,  F16H 59:18 ,  F16H 59:36 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 61/02 ,  F16H 9/00 F
引用特許:
審査官引用 (7件)
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