特許
J-GLOBAL ID:200903096949249452

流動床式焼却炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-105966
公開番号(公開出願番号):特開平9-292113
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 隔壁が不要でほぼ水平面上で循環移動させ、特に乾燥熱分解ゾーンで遅い流動速度により緩慢な燃焼を行う。【解決手段】 炉本体1の傾斜床壁6を投入口4側から灰排出口側下方に傾斜させ、炉本体1の投入口4側の左右の側壁1c,1d を、側部流動層RS,LS から吹き上げられた層材Sを中央部流動層CSに案内するために上部が中央部側に傾斜する側部傾斜壁24R,24L にそれぞれ形成し、前記分散空気管から噴出される分散空気により、層材Sを投入口側の中央部流動層CS→灰排出口側の中央部流動層CS→灰排出口側の側部流動層RS,LS →投入口側の側部流動層RS,LS →投入口側の中央部流動層CSの順に循環移動させるように構成した。
請求項(抜粋):
燃焼室およびフリーボード空間を形成する炉本体の床面上に流動媒体が載置され、床面側から噴出される分散空気により流動媒体が流動されて流動層が形成される流動床式焼却炉において、前記炉本体の前壁に被焼却物に投入口を形成するとともに、炉本体の後方下部に被焼却物の灰排出口を形成し、燃焼室の幅方向において流動層を中央部流動層と左右の側部流動層とに3区画し、前記中央部流動層と側部流動層に対応する床面にそれぞれ分散空気を噴出する分散空気供給手段を配置し、炉本体の床面に、投入口側から灰排出口側下方に傾斜する傾斜床壁を形成し、両、炉本体の投入口側の左右の側壁に、側部流動層から吹き上げられた流動媒体と被焼却物からなる層材を中央部流動層に案内するために下部から上部にかけて中央部側に傾斜する側部傾斜壁にそれぞれ形成し、両側部傾斜壁間の空間をフリーボード空間に連通させ、前記分散空気供給手段により噴出される分散空気により、層材を投入口側の中央部流動層→灰排出口側の中央部流動層→灰排出口側の側部流動層→投入口側の側部流動層→投入口側の中央部流動層の順に循環移動させるように構成したことを特徴とする流動床式焼却炉。
IPC (2件):
F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/30
FI (2件):
F23G 5/30 ZAB E ,  F23G 5/30 ZAB Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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