特許
J-GLOBAL ID:200903097032845990

重荷重用空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-167438
公開番号(公開出願番号):特開2005-343381
出願日: 2004年06月04日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】ショルダー側陸部の偏摩耗の抑制と、ショルダー側陸部と摩耗抑制陸部との間に介在する細溝でのクラックの発生の抑制とを両立すること。【解決手段】ショルダーリブ21のタイヤ幅方向外方に細溝40介して摩耗抑制リブ30を設ける。また、細溝40には突起部45と突起部用溝48とを設ける。このショルダーリブ21に荷重が加えられた場合には、突起部用溝48に突起部45が入ることによりショルダーリブ21と摩耗抑制リブ30とが密着するので、前記の荷重を摩耗抑制リブ30でも受けることができる。また、細溝40内に縁石等が入り込んだ場合でも、縁石等は主に突起部45と接触するので引っかかりが少なく、細溝底43にかかる負荷は小さくなる。これらの結果、ショルダーリブ21の偏摩耗の抑制と、ショルダーリブ21と摩耗抑制リブ30との間に介在する細溝40でのクラックの発生の抑制とを両立することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
トレッド部に形成される複数の周方向溝部によって複数の陸部が区画され、前記複数の陸部のうち、タイヤ幅方向の両端部に位置する前記陸部はショルダー側陸部として形成される重荷重用空気入りタイヤにおいて、 タイヤ幅方向における前記ショルダー側陸部の赤道面方向と反対方向には摩耗抑制陸部が形成されており、 前記ショルダー側陸部と前記摩耗抑制陸部との間には、互いに対向するショルダー側陸部側溝壁と摩耗抑制陸部側溝壁とを有する細溝が形成されており、 前記摩耗抑制リブ側溝壁には、突起部がタイヤ周方向に形成されており、 前記ショルダー側陸部側溝壁には、突起部用溝が前記突起部と対向するようにタイヤ周方向に形成されており、 前記細溝の溝深さVに対する前記突起部用溝の溝幅Dは、0.1≦(D/V)≦0.6の範囲内で形成され、 前記細溝の溝深さVに対する前記突起部の幅dは、0.1≦(d/V)≦0.6の範囲内で形成され、且つ、前記突起部用溝の溝幅D及び前記突起部の幅dは、D>dの関係になるように形成されており、 前記細溝の溝幅Wに対する前記突起部用溝の溝深さBは、0.2≦(B/W)≦2.0の範囲内で形成され、 前記細溝の溝幅Wに対する前記突起部の高さbは、0.2≦(b/W)≦2.0の範囲内で形成され、且つ、前記突起部用溝の溝深さB及び前記突起部の高さbは、B>bの関係になるように形成されており、 前記突起部用溝は、前記細溝の溝深さVに対して、タイヤ径方向における前記トレッド部のトレッド面から前記突起部用溝の中心線までの距離Hが、0.4≦(H/V)≦0.7となるように配置されており、 前記突起部は、前記細溝の溝深さVに対して、タイヤ径方向における前記トレッド部のトレッド面から前記突起部の中心線までの距離hが、0.4≦(h/V)≦0.7となるように配置されていることを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
IPC (1件):
B60C11/01
FI (1件):
B60C11/01 B
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 空気入りタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-202562   出願人:株式会社ブリヂストン

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