特許
J-GLOBAL ID:200903097108352379
変電所における電圧調整方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-176511
公開番号(公開出願番号):特開平9-028037
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【課題】 負荷時タップ切換変圧器のタップを切り換えて母線電圧を調整する変電所において、調相設備がプログラム方式により投入・開放されたとき電圧が変動して不感帯を逸脱し、これを積分形電圧調整リレーで不感帯内に調整するのに長時間を要する。この時間を短縮することが要望されている。【解決手段】 調相設備の調相操作前に、調相開始信号を電圧調整リレーに入力し、当該リレーによって、調相操作後の母線電圧を予測し、予測結果が不感帯内であるときは即座に調相操作可信号を出力し、不感帯を逸脱しているときは、タップ切換により、不感帯内に電圧を調整した後、調相可信号を出力する。
請求項(抜粋):
変電所内の母線電圧を、負荷時タップ切換変圧器のタップを切り換えて制御目標電圧に調整するとともに、前記母線の無効電力を消費する調相設備を有し、該調相設備を投入・開放する制御手段を備え、前記負荷時タップ切換変圧器のタップ切り換え操作は、積分形電圧調整リレーで行うようにした電圧調整方法において、前記積分形電圧調整リレーは、調相設備の制御手段による調相操作開始信号を入力し、該信号の入力により、調相設備が操作されたとき変化する母線電圧の変化量を演算により求めて、調相操作後の母線電圧を予測し、この予測結果が不感帯を逸脱するか否かを判断し、逸脱しない場合は、調相設備の制御手段に操作信号を送出して該制御手段により調相操作を行うようになし、予測結果が不感帯を逸脱する場合は、負荷時タップ切換変圧器にタップ切換信号を出力して母線電圧を調整し、母線電圧が不感帯内に調整されたときに調相設備の制御手段に調相操作信号を送出して該制御手段により調相操作をするようにしたことを特徴とする変電所における電圧調整方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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電力系統電圧制御方法及び装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-067983
出願人:株式会社日立製作所, 中部電力株式会社
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調整制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-225732
出願人:三菱電機株式会社
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