特許
J-GLOBAL ID:200903097112189091

呼吸用酸素供給装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-144815
公開番号(公開出願番号):特開平8-196635
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【構成】 圧力変動吸着法(PSA法)による呼吸用酸素供給装置に、水分透過可能な中空糸透過膜を隔膜とする膜モジュールを加湿手段3として付設し、圧縮空気、もしくは吸着筒の減圧脱着工程時に脱着し排出される排気ガスを膜モジュールに供給して、含有する水分を中空糸透過膜により分離除去し、吸着筒で濃縮された酸素富化ガスにその水分を与えて加湿するように構成すると共に、呼吸用酸素ガスの通路に設けた絞り弁9の両側の圧力差を、差圧センサー40で検出し電気信号に変換して、情報出力手段42に出力もしくは警報するようにした。【効果】 従来の気泡式加湿器の、水の補充や交換、容器の清掃等の煩わしい作業から解放され、酸素ガスの漏れが防止され、気泡音対策も不要になり、また、患者に酸素ガスを供給するチューブの折れ曲がり等による事故を防止する事が出来る。
請求項(抜粋):
吸着剤を充填した少なくとも1個の吸着筒と、該吸着筒に圧縮空気を供給するための電動機の動力で駆動されるポンプ手段,自動弁手段,該電動機及び/又はポンプ手段を冷却するためのファン手段とで基本的に構成された圧力変動吸着法(PSA法)による呼吸用酸素供給装置と、水分透過可能な中空糸透過膜を隔膜とする膜モジュールを加湿手段とし、この隔膜の一方の側の通路に、前記呼吸用酸素供給装置により発生した呼吸用酸素ガスを供給し、他方の側の通路には、ポンプ手段で発生した圧縮空気、もしくは吸着筒の減圧脱着工程時に脱着し排出される排気ガスを流し、該圧縮空気もしくは排気ガスから分離された水分を前記呼吸用酸素ガスに与える加湿手段と、前記呼吸用酸素供給装置により発生した呼吸用酸素ガスの通路に流れ検出手段を設けて、該流れ検出手段に呼吸用酸素ガスの流れに応じた電気信号を生じしめ、これを情報出力手段に出力するように構成したことを特徴とする呼吸用酸素供給装置。
IPC (2件):
A61M 16/10 ,  A62B 7/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 医療用PSA式酸素濃縮器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-237400   出願人:山陽電子工業株式会社
  • 特開昭58-069575
  • 特開昭58-069575
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