特許
J-GLOBAL ID:200903097154190154

下水処理場の曝気風量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  橘谷 英俊 ,  佐藤 泰和 ,  吉元 弘 ,  川崎 康
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-005076
公開番号(公開出願番号):特開2005-199115
出願日: 2004年01月13日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】 複数系列の高度処理プロセスを有する下水処理場において、曝気にかかる運転コストを低減すると共に、初期コスト及び維持管理コストを低く抑えることのできる下水処理場の曝気風量制御装置を提供する。【解決手段】 処理水のアンモニア性窒素濃度目標値を設定する第1の目標値設定手段41と、アンモニア計が設置されている系列の好気槽の溶存酸素濃度計による溶存酸素濃度計測値に基づいて、アンモニア計が設置されていない他の系列の好気槽の溶存酸素濃度目標値をそれぞれ設定する第2の目標値設定手段132,232と、アンモニア計が設置されている好気槽の曝気装置を、アンモニア性窒素濃度の計測値をアンモニア性窒素濃度目標値に近づける曝気風量目標値を演算し、アンモニア計が設置されていない好気槽の曝気装置を、それぞれ溶存酸素濃度の計測値を溶存酸素濃度目標値に近づける曝気風量目標値を演算するコントローラ40,130,230とを備える。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
それぞれ曝気風量目標値に従って動作する曝気装置を有する好気槽を含み、同じ処理方式の複数系列の下水処理プロセスを備える下水処理場の曝気風量制御装置において、 全ての系列に流入する下水の流量が等しくなるように制御する流量制御手段と、 複数系列のうち、いずれか1つの系列の前記好気槽のアンモニア性窒素濃度を計測するアンモニア計と、 複数系列の全ての系列の前記好気槽の溶存酸素濃度を計測する溶存酸素濃度計と、 処理水のアンモニア性窒素濃度目標値を設定する第1の目標値設定手段と、 アンモニア計が設置されている系列の前記好気槽の溶存酸素濃度計による溶存酸素濃度計測値に基づいて、アンモニア計が設置されていない他の系列の前記好気槽の溶存酸素濃度目標値をそれぞれ設定する第2の目標値設定手段と、 アンモニア計が設置されている前記好気槽の曝気装置を、アンモニア性窒素濃度の計測値をアンモニア性窒素濃度目標値に近づける曝気風量目標値を演算し、アンモニア計が設置されていない前記好気槽の曝気装置を、それぞれ溶存酸素濃度の計測値を溶存酸素濃度目標値に近づける曝気風量目標値を演算するコントローラと、 を備えたことを特徴とする下水処理場の曝気風量制御装置。
IPC (1件):
C02F3/12
FI (1件):
C02F3/12 J
Fターム (7件):
4D028BD21 ,  4D028CA01 ,  4D028CA09 ,  4D028CB01 ,  4D028CC04 ,  4D028CC07 ,  4D028CE03
引用特許:
出願人引用 (2件)

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