特許

J-GLOBAL ID：200903097177988943

有機溶剤の回収方法

発明者： 赤松 幹雄 ,  坂井 信康 ,  長竹 渉 ,  大川 正志
出願人/特許権者： 東邦化工建設株式会社
代理人 (1件)： 高畑 靖世
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-340593
公開番号（公開出願番号）：特開2001-149742
出願日： 1999年11月30日
公開日（公表日）： 2001年06月05日
要約：

【要約】【課題】 少量の水蒸気で、迅速に且つ効率よく吸着塔から有機溶剤を回収する。【解決手段】 活性炭を充填した吸着塔に有機溶剤含有ガスを供給してガス中の有機溶剤を活性炭に吸着させる吸着工程と、前記有機溶剤を吸着させた活性炭から有機溶剤を脱着させて回収する脱着工程とを有する有機溶剤含有ガス中の有機溶剤の回収方法において、前記脱着工程が、吸着塔に水蒸気を供給して吸着塔内の空気を水蒸気で置換する第1ステップと、吸着塔内を加圧状態にする第2ステップと、前記第2ステップで加圧状態にした水蒸気をコンデンサーで凝縮させて吸着塔内を減圧状態にすることにより活性炭に吸着させた有機溶剤を脱着回収する第3ステップとにより有機溶剤含有ガス中の有機溶剤の回収方法を構成する。第2ステップの加圧状態は、0.5〜5kgf/cm2が好ましい。第3ステップの減圧状態は、150〜400torrが好ましい。

請求項（抜粋）：

活性炭を充填した吸着塔に有機溶剤含有ガスを供給してガス中の有機溶剤を活性炭に吸着させる吸着工程と、前記有機溶剤を吸着させた活性炭から有機溶剤を脱着させて回収する脱着工程とを有する有機溶剤含有ガス中の有機溶剤の回収方法において、前記脱着工程が、吸着塔に水蒸気を供給して吸着塔内の空気を水蒸気で置換する第1ステップと、吸着塔内を水蒸気で加圧状態にする第2ステップと、前記第2ステップで加圧状態にした水蒸気をコンデンサーで凝縮させて吸着塔内を減圧状態にすることにより活性体に吸着させた有機溶剤を脱着回収する第3ステップとからなることを特徴とする有機溶剤含有ガス中の有機溶剤の回収方法。

IPC (4件)：

B01D 53/44 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/04 ,  B01D 53/34 ZAB

FI (4件)：

B01D 53/04 B ,  B01D 53/04 G ,  B01D 53/34 117 A ,  B01D 53/34 ZAB

Fターム (21件)：

4D002AB03 ,  4D002AC10 ,  4D002BA04 ,  4D002CA07 ,  4D002DA41 ,  4D002DA44 ,  4D002EA08 ,  4D002GA01 ,  4D002GB02 ,  4D002GB03 ,  4D002GB04 ,  4D002HA04 ,  4D012CA11 ,  4D012CB16 ,  4D012CD02 ,  4D012CE03 ,  4D012CF03 ,  4D012CF04 ,  4D012CF05 ,  4D012CG04 ,  4D012CH06

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-077619
  
• 特開昭58-000245
  
• 溶剤回収方法および装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-317649   出願人：東邦化工建設株式会社