特許
J-GLOBAL ID:200903097205586260
特に自動車の液圧式ブレーキ装置のための電磁作動弁
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
矢野 敏雄
, 山崎 利臣
, 久野 琢也
, アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-521072
公開番号(公開出願番号):特表2004-506573
出願日: 2001年08月03日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
弁(10)は中空円錐形の弁座(24)及び半球形の閉鎖部材(26)を備えたシート弁(27)を有している。弁座(24)の中心には圧力媒体流入部(19)と接続している流入孔(23)が開口している。閉鎖部材(26)を有するプランジャ(25)には、シート弁(27)に開放作用を及ぼす磁気可動子(30)が係合しており、この磁気可動子は磁心(42)とフラット可動子原理に基づき協働する。磁心(42)と磁気可動子(30)との間には、シート弁(27)に閉鎖作用を及ぼす予負荷された戻しばね(39)が配置されている。弁(10)は比例弁として働く。なぜならば、シート弁(27)及びプランジャ(25)の適当な構成の他に、磁力が連続的に可変であり且つ液圧力と相俟って、弁開放行程の増大に伴って単調に上昇する特性線を有している一方で、やはり弁開放行程の増大に伴って単調に上昇する特性線を有するばね力が、磁力特性線及び液圧力特性線よりも大きな正の勾配を有しているからである。
請求項(抜粋):
特に自動車の液圧式ブレーキ装置のための電磁作動弁(10)であって、無電流状態で閉じられるシート弁(27)が圧力媒体流入部(19)と圧力媒体流出部(35)との間に設けられており、前記シート弁(27)が、中空円錐形の弁座(24)及びプランジャ(25)に形成された半球形の閉鎖部材(26)を有しており、前記弁座(24)の中心に、圧力媒体流入部(19)に接続している流入孔(23)が開口しており、シート弁(27)に開放作用を及ぼす磁気可動子(30)がプランジャ(25)に係合しており、前記磁気可動子にはプランジャとは反対の側で磁心(42)が対応配置されており、磁気可動子(30)に、シート弁(27)に閉鎖作用を及ぼす予負荷された戻しばね(39)が支持されている形式のものにおいて、
イ)流入孔(23)の直径(D1)がシート弁(27)のシール直径(D2)とほぼ等しくなっており、
ロ)弁座(24)の円錐角(α)が最大75°であり、
ハ)弁座(24)から流出する圧力媒体が、プランジャ(25)に沿って連続的に半径方向で延びる磁気可動子(30)のほぼ平らな端面(31)に向かって、プランジャ(25)と磁気可動子(30)との間の丸みをつけられた移行部を介して案内可能であり、
ニ)磁気可動子(30)と磁心(42)とがフラット可動子原理に基づき協働するようになっており、
ホ)磁気可動子(30)に加えられる、閉鎖部材(26)に伝達される磁力(FM)が連続的に可変であり、しかも、該磁力の特性線が、弁開放行程(H)の増大に伴って圧力媒体により生ぜしめられる、閉鎖部材(26)及び磁気可動子(30)に作用する液圧力(FP)と一緒に単調に上昇するように弁(10)の磁気回路が形成されており、
ヘ)閉鎖部材(26)において戻しばね(39)により生ぜしめられる力(FF)が、該力が弁開放行程(H)の増大に伴って単調に上昇する特性線を有しており、該特性線の正の勾配が、磁力特性線及び液圧力特性線の正の勾配よりも大であるように適合されていることを特徴とする、特に自動車の液圧式ブレーキ装置のための電磁作動弁。
IPC (2件):
FI (3件):
B60T15/36 Z
, F16K31/06 305L
, F16K31/06 310A
Fターム (17件):
3D049BB17
, 3D049HH20
, 3H106DA02
, 3H106DA13
, 3H106DA23
, 3H106DB02
, 3H106DB12
, 3H106DB23
, 3H106DB32
, 3H106DC02
, 3H106DC17
, 3H106DD03
, 3H106EE07
, 3H106FA01
, 3H106GB06
, 3H106GB15
, 3H106KK22
引用特許:
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