特許
J-GLOBAL ID:200903097368484368
多板式クラッチ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
落合 健
, 仁木 一明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-125775
公開番号(公開出願番号):特開2005-308092
出願日: 2004年04月21日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】出力部材から入力部材側への逆トルクの作用を制限するバックトルクリミッタを備える多板式クラッチ装置において、バックトルクの設定値の管理を容易としつつ、高度な加工精度を必要とすることなく生産性を高める。【解決手段】バックトルクリミッタ23が、センタボス17側に突出するようにしてクラッチセンタ20側に設けられる突部50と、出力部材13からの逆トルク作用時には突部50を介してクラッチセンタ20をセンタボス17から離反する側に移動せしめるように傾斜した底面を有してセンタボス17側に設けられるカム溝51と、クラッチセンタ20をセンタボス17に近接させる側に弾発付勢する弾発部材52とを備え、カム溝51の底面の少なくとも幅方向中央部は、出力部材13の回転軸線に直交する平面に沿う平坦面として形成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
入力部材(14)に連結されるクラッチアウタ(16)と、出力部材(13)に固定されるセンタボス(17)と、クラッチアウタ(16)に相対回転不能に係合される第1摩擦板(18)と、各第1摩擦板(18)と交互に配置される複数の第2摩擦板(19)と、各第2摩擦板(19)が相対回転不能に係合されるクラッチセンタ(20)と、前記センタボス(17)との間に第1および第2摩擦板(18,19)群を挟むプレッシャプレート(21)と、第1および第2摩擦板(18,19)を圧接する側に前記プレッシャプレート(21)を弾発付勢するクラッチばね(22)と、前記入力部材(14)から出力部材(13)側への動力を前記クラッチセンタ(20)から前記センタボス(17)に伝達可能とするとともに前記出力部材(13)からの逆トルク作用時には前記クラッチばね(22)の弾発付勢力に抗して前記プレッシャプレート(21)を前記センタボス(17)から離反させる側に前記クラッチセンタ(20)を押圧するようにして前記センタボス(17)およびクラッチセンタ(20)間に設けられるバックトルクリミッタ(23)とを備える多板式クラッチ装置において、前記バックトルクリミッタ(23)が、前記センタボス(17)側に突出するようにして前記クラッチセンタ(20)側に設けられる突部(50)と、該突部(50)の先端を突入、当接せしめるとともに前記出力部材(13)からの逆トルク作用時には前記突部(50)を介して前記クラッチセンタ(20)をセンタボス(17)から離反する側に移動せしめるように傾斜した底面(51a)を有して前記センタボス(17)側に設けられるカム溝(51)と、前記クラッチセンタ(20)を前記センタボス(17)に近接させる側に弾発付勢する弾発部材(52)とを備え、前記カム溝(51)の底面(51a)の少なくとも幅方向中央部は、前記出力部材(13)の回転軸線に直交する平面に沿う平坦面(51a1 )として形成されることを特徴とする多板式クラッチ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (17件):
3J056AA60
, 3J056BA04
, 3J056BE09
, 3J056CC33
, 3J056CC39
, 3J056CC43
, 3J056GA02
, 3J056GA13
, 3J068AA02
, 3J068AA07
, 3J068BA02
, 3J068BB06
, 3J068CB05
, 3J068EE12
, 3J068EE16
, 3J068GA01
, 3J068GA19
引用特許:
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