特許
J-GLOBAL ID:200903097388215037

長鎖アルキル基を有するポリ(2,2′-ビチアゾール-5,5′-ジイル)重合体、その製造法及び利用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-235561
公開番号(公開出願番号):特開平9-077854
出願日: 1995年09月13日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 充分に分子量が高く優れた耐熱性を有しかつ有機溶媒に可溶で、偏光解消度、電気化学的酸化還元電位がコントロール可能で、金属原子に対して有効に配位子となる新規な長鎖アルキル置換基を有するポリ(2,2′-ビチアゾール-5,5′-ジイル)重合体を提供し、その重合体を、繊維、フィルム等の成形体、n型導電体等の導電材料、バッテリー用材料、エレクトロクロミック素子材料等として利用する。【解決手段】 2つのチオゾール基の長鎖アルキル基を置換基として有し、重合度nが10以上であるアルキル置換基を有するポリ(2,2′-ビチアゾール-5,5′-ジイル)重合体。この重合体は、長鎖アルキル基を有するジハロゲン化芳香族化合物を、脱ハロゲン化能を有する金属又は金属化合物と反応させ、ハロゲン原子を脱ハロゲン化して重合することにより得られる。
請求項(抜粋):
2つのチアゾールジイル基の4位に長鎖アルキル基を置換基として有するジハロゲン化芳香族化合物から2ケ所のハロゲン原子を除いて誘導される次の化1又は化2【化1】【化2】(式中、R,R′はH又は炭素数が1以上のアルキル基を示すが、R,R′のうち少なくとも一方は炭素数が4以上の長鎖アルキル基を示す。)で表わされる2価の基を反復構成単位とし、且つ重合度nが10以上であるアルキル置換基を有するポリ(2,2′-ビチアゾール-5,5′-ジイル)重合体。
IPC (2件):
C08G 61/12 NLJ ,  C08G 75/32 NTV
FI (2件):
C08G 61/12 NLJ ,  C08G 75/32 NTV

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